第7話 発表会へ猛レッスン開始!
大ピンチ…参加費が払えない

発表会の開催が決まり、目的が決まって足並みを揃えるばかり
なのだが、開催する為の費用の捻出が思った以上に生活の負担に
なり、参加できない人が出てくる話。

世代を超えた様々な人間がバレエという共通する趣味の元で
集まり、練習以外の事も含めてコミュニケーションを取ることの
心地よさが際立っていただけに、脱落者が出た後の神田うのの
発言には納得させられるものがあった。

滅多に開催できるものでもないから、豪華にしたいというのは
分からないでもない。ただやっぱりバレエに理想を追い求めす
ぎる加藤雅也や金に糸目は付けない神田うのに全てを任せるのは
ある意味恐いことだな。

黒木瞳がバレエを挫折して以来、バレエを継続して行ってきた
中森明菜との境遇の違いを散々描いてきていただけに、彼女だけ
は参加させて欲しいと思う娘たちの気持ちが良く伝わってきて
感動するものがあった。

中島裕翔がバレエへと本気で向き合うことになり、母親との
関係も正常となる中での突然の内藤剛志の叛乱には驚かされたが、
冒頭から中森明菜と内藤剛志の間に違和感溢れる空気が流れて
いたし、彼の中に野心が見え隠れしていたので、今後とも面白い
流れになったと思う。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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