第3話 さらば愛しの人よ

目高組の前にヒットマンが現れる。狙っているのは組長ではなく
若頭の佐久間だった。

今回は家族がキーワードとなる話しだった。
人間支え合って生きている事を実感させる展開であると共に、
そんな家族として認めたものへの自己犠牲を厭わず助ける
事への献身的な愛の形を見せて貰った。

前回の長澤まさみが組長と認められるエピソードにも似ている
のだが、他人に認められるためには、我が身を削ってでも
相手のことを守り通す意思を伝えなければならない。
って事で、過去のエピソードとのオーバーラップした展開は
良くできていたと思う。

ただちょっとドラマの構成としては雑な点も多かった。
長澤まさみの父親がヘロインと関わり合っているという情報は
警察も嗅ぎ廻っているわけだし、敵対する浜口組にも伝わって
良いのだが、人質になった長澤まさみの居所を探り当てる
堤真一には何ら説得力のない展開。

やっぱり今回のように力業で押されてくると、目高組には反撃
の余地がないって感じで実に心細い内容だ。

guest
田中幸太朗(ヒットマン)、紺野まひる(佐久間の元彼女)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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