第4話 僕の怒り、君の涙

綾瀬はるかの軽率な行動によって、弟・斎藤隆成の命の危険に
陥れてしまった感じだが、そんな軽率な行動の裏には、彼の
知らない彼女の意外な一面/人生が有ったという話し。

元彼女の存在が実に嘘くさくてかなり萎える展開ではあったが、
そんな彼女役を演じていたのが高橋真唯と言うことでイメチェン
具合に驚きだった。

何でもよく話し合っていた兄弟以上にうち解け有っている
綾瀬はるかの存在は、彼にとっての彼女の条件としてはこれ
以上に無いくらいではないだろうか。

体の健康な人間に何が分かるのかと綾瀬はるかに激怒した事は
寧ろ亀梨和也に当てはまってしまった訳で、なんとも皮肉な
感じだ。

金持ちの人々が庶民との間に壁を作って上から眺めるように、
貧乏人同士も妙な劣等感を共有し合い、自ら壁を作っている。

病人同士の連帯感、同じ階級層同士の連帯感に対して、立場を
超えた連帯感の綱引きが今後どう上手く関わってくるのか。

しかし亀梨くん、ちょっと熱く怒りすぎ?
飾らずに本音で生きている感じがするのは好感が持てるのだが、
少し引いたなぁ。
弟思いを強調するが故の演出だと思うが、すなわち財津和夫が
娘を思う気持ちを強調したかったのかも知れないね。

guest
高橋真唯(元彼女)、波岡一喜(元彼女の彼)

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