ふぐで有名な下関が舞台。
立ち寄ったふぐの老舗で、塚本高史は初恋の遠山景織子と再会
する話し。

冒頭から堀北真希が塚本高史に思いを寄せる証拠の映像を数々
と映し出し、そんな彼からの反応も良好で期待を持たせつつ、
最後にはポシャるという一連のお約束感は否めないが、
一話の中で全てを解決させず、来週に引っ張った辺りは、
気の利いた作りだったと思う。

男を取るのか料理を取るのかという葛藤を最後の料理対決の中
に持ち込んだ事は良かったのだが、料理対決の勝敗に関わらず、
遠山景織子を好きだという気持ちは変わらないわけだし、
結果は同じ事になるような気がする。

しかしこの料理対決って、老舗の伝統と利潤を求める新興の店舗
という店同士の自尊心の対決なのに、部外者が関わり合ったら
何の意味も無くなるような気がする。しかもそれが対決の中でも
最も重要な勝敗を決するシーンで関わり合ってくると、
完全に店舗同士の対決なんて無視されている気がするんだよなぁ。

ついにお父さんの正体が・・・

guest
遠山景織子(料理人)、一岡裕人(板長)、但川衛治

評価：★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)