第9話 生放送!電撃発表と母の逆襲

川島海荷の本当の母親からメールが送られてくる。本当の事を
打ち明けられない彼女は一人で悩むことに。

ドラマでは演劇を巡る流れと、松たか子を核とする家族の話の
2つの話しがある。

演劇のエピソードでは、森山未來と加藤ローサの恋愛/結婚
話しがメイン。
マネージャーの様な役回りの彼が付き人の立場として接して
いるウチに、役者としての彼女の秘めたる才能と彼女自身の
やる気を眺めてその道を歩ませようとする。それは同時に、
柔らかに結婚を否定する流れだった。

情熱的な彼女を前にして、どうも男性側には愛があるのか
よく分からない。都合良く両親の合併話と同時に結婚の話し
が浮かび上がってしまったが、彼女を好きだという何かが
足りない内容だ。

生放送を巡って電撃的に告白しようとしていたところは、
思わせぶりな態度をとって実は違う別のことを告白するもの
かと思っていた。結局松たか子の空想話で完結してしまった
が、あの生放送はどう収拾したのか気になるところ。

親子関係/家族を巡る話しはなかなか良くできていたと思う。
子供のことを色眼鏡で見る警察官に対して、きっぱりと
言い切る彼女の態度も良かったし、血縁が家族というものを
構成するだけではない事はこれまでの主張でも明らかになった
訳だし、一貫した流れはよく出来ていたと思う。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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