試験当日、佑樹がお受験をやめた事に納得いかないのは、
あゆでも哲でもなく北条一だった。
彼は哲の息子・佑樹と自分の息子・蓮が一緒の学校に通うこと
を希望していたのである。理由を問い詰める北条一の煩さに
哲はこれまで我慢してきた北条一に対する感情を一気に噴出
する。

北条一の人の良さと同時に優越感をちらつかせてくる彼の態度。
どれも天然のもので悪気はないんだけど、哲はこの態度が気に
入らないらしい。

面白いのは北条一は何故こうも哲の事を好きになれるのか。
それと同時に哲は何故こうも北条一の事が嫌いなのかと言うこと
だろう。

互いの真意が分からずじまい。
しかしラストで見せる哲の行動を見れば、"嫌よ嫌よも好きの内"
といった態度に思える。

ただこれらは全て来週への前振り。
園ママ社会で、もの凄いリーダー抗争が起こるようだ。

結局は"受験よりも大切な友情"にて息子の問題は解決するの
かも知れないが、それだけで終わらせないのが園ママ社会の
恐いところだろう。これまで横柄な態度を取ってきた翠子に
対する反射的なシチュエーションが起こることも考えられる。

どの園ママ集団にも属していないあゆの役割は果てしなく大き
そうだ。

guest
庄美穂子、丸山歩夢、松村百花

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