相棒 シーズン6 (2007年度10月期・テレ朝) 脚本:櫻井武晴(1)(9)(14)(19)、戸田山雅司(2)(3)(10)(16) 西村康昭(4)、吉本昌弘(5)(15)、入江信吾(6) 岩下悠子(7)(8)(13)(18)、古沢良太(11)(12)、輿水泰弘(17) http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_06/

第15話 20世紀からの復讐
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江東区辰巳付近、23:30道に置かれたダンボール箱が突然爆発。
日暮里のアパート駐車場で6:30やっぱりダンボール箱が爆発。

そんな中美和子たちの自宅にダンボール箱が届く。
中には二人の顔写真がプリントされたレーナーが入っていた。
薫はこの日美和子から早く帰宅せよと言われて帰るといつもと
違う雰囲気で有ることに気がつく。美和子に何があったのか
尋ねる。思い出すまでは晩御飯は抜きだと言われる。今日は
二人の初デートの記念日だった。

翌朝薫は散歩している途中近所のコンビニ"Moga Mart"でトイレ
を借りる。すると店内から女性の悲鳴声が聞こえ急いでトイレ
から出ると店員の一人・佐藤和彦が包丁を片手に、一組のカッ
プル客を人質に取ろうとしていた。コンビニ内に爆弾が仕掛け
られているという。薫は止めようとするがおかしな動きをした
ら爆弾が爆発するとして、薫もまた人質にされてしまう。
一緒に働いていた別の店員が通報し、すぐに現場に爆弾処理班
やSITが到着する。

話しを聞くと和彦は自分は犯人ではなくあくまで犯人に脅され
て指示されていることだという。
警察は交渉用の電話をコンビニに置いておく。交渉役には伊丹
が選出され会話するも、和彦自身が爆弾犯ではないことを知る。
犯人の目的は一体何なのか。
鑑識の米沢から、これまでの爆弾事件はアメリカ製のリモコン
が改造されたもので半径1km程度の遠隔操作が可能なものだと
いう。今までの事件は全て早朝や深夜に行われているのに対し
て、今回は白昼堂々の犯行。そして電話を使って犯行をアピー
ルしている事に違和感を感じる。
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なかなか面白い事件だった。
しかしコンビニでの狂言事件に関しては、嘘バレバレだし、
近くに犯人が電波の届く場所にいないのであればすぐに突入して
処理できる案件なのかなという気がする。

全ては8年前の事件の逆恨み。
面白いのは逆恨みしているのは、事件の犯人と警察官の関係では
なく、犯人を逮捕する為に協力を求めたバイカーの男という点
で、なかなか記憶から呼び起こすのが難しかった。

普通余程珍しいバイクにでも乗っていない限り、東亜モータース
のVX400だなんて言っても思い出す事は難しいでしょう。
それよりも8年前から既に伊丹と薫が一緒に捜査していたのね。

事件が起こるきっかけが美和子の注文したプリントトレーナー
だった。これまで美和子から薫の記憶を秤に掛けて迫られる
という難儀なもの。

しかしなんで右京が坂崎由紀雄の名前を知っていたのだろうか。

杉下右京 …… 水谷豊
亀山薫 …… 寺脇康文 (警視庁の運転免許試験場)
奥寺美和子 …… 鈴木砂羽 (帝都新聞社会部記者)
宮部たまき …… 高樹沙耶 (小料理屋"花の里"。元右京の妻)

伊丹憲一 …… 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
三浦 信輔 …… 大谷亮介 (警視庁刑事部捜査第一課員)
米沢 守 …… 六角精児 (鑑識課)
角田 六郎 …… 山西惇 (組織犯罪対策部)
内村 完爾 …… 片桐竜次 (警視長)
中園照生 …… 小野了 (警視正)
小野田 公顕 …… 岸部一徳 (警察庁/警視監)
西肇 …… 六角慎司 (捜査第二課員)
芹沢慶二 …… 山中崇史 (捜査一課。伊丹の後輩)

大木長十郎 …… 志水正義
小松真琴 …… 久保田龍吉

佐藤和彦 …… 近藤公園 (コンビニMoga Martの店員)
坂崎由紀雄 …… 本田大輔 (爆弾魔、8年前の事件)
佐藤美登里 …… 吉村涼 (和彦の妻、別居しようとしていた)
児玉隆 …… 少路勇介 (人質)
水沢真美 …… 伴杏里 (人質)

明日香まゆ美、石井浩

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)