野球とファンドの仕事。二つを同時に背負いながら夢に向かって
頑張ることを決意した朝日奈。社員の前でこれまでの社風
とは一変し、社長のワンマン企業ではなくチームワークで乗りきる
事を宣言する。
しかし心ない者達は、彼を失墜させようとして、隠し子である
雛の存在をマスコミにリークし、社長命令に背いて撤退すると
言った川野染料の株を買い続ける。

前回のストーリー展開の中で彼が社長の座から降りようと相談を
持ちかけたところ、今の職場は朝比奈のワンマン企業で、投資家達
は彼の傲慢だが金になる仕事の見極めに対して出資してきた事を
強調していたのに、熊田が画策して彼を失墜させようとするのは
これを完全に無視している

健造はそんなに悪い人間ではない感じだが、過去に金蔓が
見つかったと何者かと携帯電話で話している事を目にしている
わけでイマイチ信用できない。

今回敵と味方がハッキリと分かれた話だった。
味方だと思われるものたちへ朝日奈の心意気が十分に伝わり、
彼に感化される形でストーリーが進行する。
しかし誰もが朝日奈の姿に見ているのは小木駿介だという事。

男たちは小木の夢を追い掛けることが出来る。
しかし女である颯乙は何を持って彼を思うのか。

彼が生きていれば結婚式という記念の日。複雑な颯乙の心境と
新たに現れた駿介のような朝日奈という男がよりドラマを
興味深くさせる。彼の中に駿介を見出し今後恋愛感情を育み
惹かれていくのか、それとも友達として信頼関係を築いていくのか。

guest
夏井貴沼、白倉慎介、大田正樹、矢島学

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)