第7話 サヨナラあなた東京を捨てます

酒井若菜と別れるから信じて自分のことを待って欲しいと
原田泰造は約束する。しかしその後なかなか消息が付かず、
天海祐希は期待と不安な気持ちが交錯する。

貴方と私が一緒にいても幸せにはなれない。
ようやく気がついたかと言わんばかりの展開だけど、人間って
独り身の寂しさを知れば知るほど今ある環境の中からそれを
手放すことが出来ないものだし、なんとなく天海祐希に同情する
ばかりの展開だった。

そんな彼女でも手放す事を決断するエピソードが有ったのが
今回の話しだ。

自分の信じた道を歩み、周りの人を沢山幸せにして欲しいと
願う母親の思いは、彼女に取って全てのものを投げ売ってでも
成し遂げるべき宿命であり天命であり希望である事。
それが歌であり、"女の別れ道"であり、まさに演歌の心を歌った
彼女の生き様が上手く体現された内容だったと思う。

酒井若菜が改心したことにより、彼女の中である決断が生まれた
のも事実だろう。母親のことや愛する男の事を任せられると
信じたからこその行動だと思う。

相変わらずドラマの中では型にはまったお約束の展開が待ち受け
ていたし、ひまわりさんの憤慨する姿が連発していると
ちょっと性格が破綻している様にも見えてしまうけど、
そこがまた良い感じか。

来週から地方従業が始まるみたいだけど、これまでのような
温水ネタや病院ネタ、妄想ネタなんかが出来るのかどうか
変なところに興味が出てくる。

guest
矢島健一、中島ひろ子

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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