インテリア事業部で働く女性・雨宮蛍。
この部署では女性がきびきびと働き、彼女らの活躍が目立つ。
今回も彼女らの視点を取り入れた企画案が通過し、他社との
競合に競り勝ち見事仕事を手にした。

干物女。恋することを忘れた女のオヤジ化現象を指すようだ。
「だめんずうぉーかー」にも通じるところが有るかな。

会社での凜とした姿と、自宅でのだらりとした姿のギャップは
有る意味魅力的なものだと思う。寧ろ男性を貪り歩くように
合コンづくめの毎日だったり、クラブ通いで都会かぶれの女性
よりは少なくとも田舎の香りがする彼女の方が人間味がある。

干物女という割には少し生ぬるく、彼女を特別視して見る
程のキャラクターではないところがあるが、ジャージ姿で洋服
には食べこぼしのシミを付けた格好で出歩ける程の図太い所は
なかなか雰囲気が出ていたかな。

女性の鏡のようなキャラクターである三枝優華と干物女の
対比は面白いし、対照的な二人が同じ男性を取り合う設定も
興味深く映る。

女性は恋をすれば生活態度だって変わっていくだろうし、
女性扱いしていない高野誠一の事を何処まで振り向かせること
が出来るのかという点では今後とも気になる要素満載だ。

ドラマのプロデューサーは「anego」「ハケンの品格」の櫨山さん
だけ有って、女性を取り上げた作品だし、あのドラマに出ていた
板谷由夏＆安田顕さんが出演している。安田顕さんの役名が一ツ木
から二ツ木に昇格した所が面白い。
個人的に久しぶりに松本まりかさんが出ているのが嬉しい。

板谷由夏さんのblog
http://blog.amuse.co.jp/itayayuka/
松本まりかさんのblog
http://ameblo.jp/matsumoto-marika/
加藤和樹さんのblog
http://kazuki-kato.jp/blog/

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)