第7話 腹肉が憎い!!干物女の痩身お泊まりデート

マコトとキスまで進んだ蛍。
順調に事は運び、"お泊まりデート"に誘われる。
一旦は了承するが、今まで気にしていなかった腹の肉の事が
急に恐くなり、風邪と偽り門前で帰ってきてしまう。

デートや異性に対してルーズだった人が、あの場面で腹の肉
の事に気がつくだろうか。

好きな相手と両思いになったとはいえ、干物生活に見切りを
付けることが出来ず、変わるのではなく告白して受け入れて
貰おうという姿勢が彼女らしくて良い感じだ。

やはり何と言っても自然体で生きるのが一番。無理して自分を
変えるとどこかでそのしわ寄せが来ると思う。

ダイエットも本当にする気は無いのだろう。
彼女の中で実は今の体型を許してしまっている自分が居るハズ
で、好きならば乗り越えられると信じている彼女にとって
今の生活のリズムを無理して変えようという気は無いのだと
思う。

ドラマとして面白いのは、展開上マコトと蛍の絆を深めている
ように見えて実に深まっているのは蛍と部長の関係だと言う
ことだ。
部長はマコトの知らない蛍の事を沢山知っている。
今回蛍が部長に泣きつきながら"なんで私のことをそんなに
分かるのか"と言った場面には激しく笑ったがそれを象徴する事
だと思う。
自然体で居られる部長こそが一番の相手だという現実だ。

また面白かったのは蛍は今回部長のことを"大切な同居人"と
表現した。逆に部長は蛍のこと"ただの同居人"だと表現した事だ。
全く逆の価値観を持つ二人だが、花火という共通項が有ったりして
明らかに歩み寄る事が伺える話だったと思う。。

また予行練習と称して、部長のベッドの中に潜り込む蛍の姿が
面白かった。この天然っぷりがこのキャラクターの受けている
部分だろうな。

山田姐さん役の板谷由夏さん。
もしかして第2の篠原涼子の地位を狙っているのか。
イメージ的には滝沢沙織とカブるところがあるけど、今回の
後輩にアドバイスする彼女の姿はとても良い先輩の姿に見える。
案外、武田真治とくっつきそうな役だね。

優華が完全に白旗を出した訳だが、スタートからして全く
勝負にならない対決のような感じだったね。

guest
前田健

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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