第2話 偽名、偶然の一致、広がる連続殺人事件の謎

畑山来実と桜華子が無事救出した佐藤有希が4人目の犠牲者となる。
被害現場では数々の疑問点が浮かび上がるが、本庁捜査一課が
本件に加わるとたちまち女性二人は現場から外された。
そんな中、華子を母親と慕うパク・ジウォンの持っていたバッグ
がバイクに乗ったひったくり犯に奪われる事件が発生する。

女性2人のバディムービーならぬドラマもなかなか面白い。
畑山来実は新人故に実に真っ直ぐな性格をしている反面、
まだまだ男社会である警察の雰囲気に馴染んでいない。現場での
事を簡単に知り合いのマスコミに漏らすし、賄賂を使って
捜査する桜華子の方法に疑問符を投げかける。

一方桜華子は捜査解決への近道を知っているベテラン刑事と言った
感じだ。他の後輩警察官に威張りチラしているように見えて、
意外とその場の雰囲気を上手く取り持つ役割を果たしている。

今回はちょっと二人のコメディっぷりが行き過ぎるような演出
だった。一つの言葉に拘りを見せ、やりとりを繰り返すのは
面白い演出なのだが、容疑者を尾行する辺りの展開はやや幼稚さ
も重なりシラケムードが漂ったのも事実。
最後にピンホールショットにて展開を引き締めた事も事実であり
なんとも評価しづらいドラマだ。

今回二人は連続殺人事件の現場から完全に外されてしまう。
捜査から外されている間に、パク・ジウォンにスポットを当てて
みたり、彼女らの刑事としての優秀な一面とそうではない一面
を描いて見せた。ただそんな間にも連続殺人事件の事は念頭に
置かれているし、細かな足で稼ぐような捜査と情報収集は男性
刑事たちに任せている感じだ。

最後に出てきたサプライズは、カメラに映る被害者の映像。
ちょっとインチキくさい展開ではあるが、繋がりのある展開と
しては面白い事になりそうだ。

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