第5話 ボクは先生に教えてほしいんだ!

道子からクビを通告された広・義嗣・恵美の三人。
しかし彼らは先生など居なくても一緒に勉強しようと意気投合する。
全国模試に向けて4日間のミニ合宿を行うことにするのだが、
そこに道子が突然現れる。

道子は何故梅沢家にやってきたのだろうか。
まさか読書のためにクーラーの利いた部屋を探していたのでは
あるまいか?
という冗談はさておき、学習塾で習う受験の為のテクニックを
否定し、彼女独自の解釈と勉強に挑む心構えを教えたという事
で、一応は"神様"らしい助言をした事になるのか。

自分で問題を解くことの楽しさ。
暗記の必要性はあくまで前提条件であって、自らの力や発想で
解くことの重要性を示した。これは義嗣が目指している医者と
いう進路に関しても暗に指摘している事なのかも知れない。

追いつめられていく義嗣が少し気の毒だったが、勇の機転で
父親の意外な一面を引き出して見せたり、道子からのアドバイス
によってスランプが晴れる様な演出が最後になって現れたので
ドラマとしては良くできていたと思う。

道子の"生態"も気になるところだね。
立ち食いソバで夕食を済ませてしまう家庭の事情は何なのか。

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