第10話 決意の死〜未来へ

銭高が証言台に立つことによって形成は逆転した。
大介を支持していた者達は彼の元から離れようとするが、
大介にはまだ秘策が残されていた。

この最終回、長期的なスパンにたった通過点の一つとしての
展開ならば決して悪くはないのだが、これが本当の最終回という
作りだとなんとも消化不良な話しが多く、悪が栄えて地道に
夢のために努力してきたものが破れてしまうという不条理極まり
ない終わり方になっている。

裁判に負けた後に父親に会って気持ちをぶつける行動は、なんと
なく負け犬の遠吠えだったり、最後の悪あがきに見えるし、
この時のキムタクのセリフ回しがなんとも滑舌が悪く、演技者
としての資質に疑問が残るような感じだった。

これまでに関係が発展しそうだった鈴木京香と仲村トオルが新た
なる野望の為に動き始めそうな所を見れば、案外評判が
良ければ続編が作られても可笑しくない内容で締めくくっている。
続編はこの二人が組みそうだな。
ただ似たようなトーンのドラマとして作られるのであれば、正直
お腹いっぱいという気がする。

血統を気にして関係を先に進めないというのは韓国人みたいで有り、
インパクト有るような悲劇的な最期を見ればまさに韓国ドラマ
みたいな味付けだった。
しかしどんな展開でアレ自殺してしまうというのは、教育上
良くない(+_+

guest
前田吟

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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