第7話 妻の理由夫の事情

ついに夫は正面切って妻と話し合いすることを決意する。
しかしそんな時タイミング悪く新たに執筆の決まったベスト
セラー作家の担当になり、夫は作家先生に振り回されて
なかなか話し合いの時間が持てなかった。

いよいよ妻から浮気の理由が語られる!

しかし展開はまるで蛇の生殺しのようにジラしてジラして、
それでもなかなか核心に触れる展開に持ち込まれず、序でと
言っては何だが、夫側に浮気の過去まで発覚してしまう。

今まで視聴者を含めて、夫側に味方している者達への切り崩し
作戦のような、夫側の非の有る部分をさらけ出し、妻側へと
感情を誘導させるための作戦のようだ。

そしてついに出た結論。
これまでにも散々会話の中で男性と女性を隔てた構造の違い
など取り上げられたが、精神的な部分を強調するような所は
女性的な浮気なのか。

実に僅かな掛け違いだけど、本人にとってはそれが重要な事
だったりもするし、寂しさや辛さを分かってやれなかったのは
夫の責任なのかと追及するのもまた微妙なところだ。

浮気の事実が発覚してしまったことで、実質的にお互い様と
いった感じの、どちらにも共感出来る所が無く、視聴者が置き
去りにされてしまった感じさえする。

guest
山口紗弥加

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