第3話 絶体絶命 加速するイジメ!!見えて来た希望の光!?

新入生交流合宿が行われる。
元気のない椎葉歩の事を安西愛海は心配するが、写真をネタに
佐古克己から脅されている現実は彼女を暗い気持ちにさせた。

イジメのターゲットが廣瀬倫子から羽鳥未来に移り、そして
ついには主人公の椎葉歩にやってくる。
少しずつその足音が聞こえてくるようでドラマは緊迫感が
有ったし、羽鳥未来と安西愛海に挟まれ決断を迫られる
椎葉歩の立場は、複雑なもので本当に気の毒に思う。

ドラマとして良くできているのは、椎葉歩と佐古克己の関係が
一人歩きしている点だ。
追い込まれる前に告白していればなんとかなったのかも知れ
ない。ただ簡単に告白できるものではないし、椎葉歩に求めら
れるものの大きさが予想以上でなんとも難しい問題だ。

羽鳥未来が椎葉歩を気遣い、いじめっ子たちに水をかける。
今度は椎葉歩が勇気を出して、隠していた靴を差し出す。
とても格好良い場面の一つだし二人の関係が実に良く映る
場面だった。二人して湖の前で寝そべる姿を見ると、その後
に起こる現実を逃避させるに十分なシーンだった。

針千本を飲ませようとする安西愛海のシーンはちょっと
嘘臭い感じもするが、昨日の親友が今日の敵となってしまう
人間関係は本当に悲しい事です。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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