第10話 話題沸騰壮絶な戦いの行方は!?遂に逆転する関係!! |
気持ちの整理が終わったときに全てのことを正直に語る。
廣瀬倫子は椎葉歩の前ではっきりと約束したハズだった。
しかし全校集会の前で倫子の口から出た言葉は事実とは正反対の
事だった。
歩が絶望を感じる事実を目の前にして行く中で、実は彼女の
イジメと対峙する行動の数々が密かに人々の心を揺り動かして
おり、今まで見ているだけで行動を起こさなかった者たちが、
自ら動き始める内容だった。
歩の母親・椎葉文子が人の親らしく子供を守る事に従事し始めた
事は、歩がやってきた事が間違いではなかった事を示す一つ。
安西愛海が次々と邪魔な者を排除していくわけだが、
イニシアチブを握っていると思わせて実は策士は策に溺れるかの
ように行き過ぎた態度に対して待ったが掛かる。
味方が居るとなると人間は本当に強くなるね。
同級生だけでなく、目上の者に刃向かうのは有る意味衝撃。
ただ愛海が先生を脅迫するだけでなく、今回は臨界点に達した
佐古克己が父親を刺すというのは、有る意味予想された末路
かも知れない。
土下座コールによって今までの行き過ぎた行動に対して反省を
促すわけだが、本人が悪いことをしている自覚が無いままに
罰を与えてもそんなに効果的ではないよね。果たしてこの窮地?
をどう切り抜けるのかな。
しかしクラスメイトが愛海に対してこんなに憤慨しているとは
思わなかった。いじめを正すのは良いけど逆にその方法が
エスカレートすると、愛海のやっていた事と同じ事になるからね。
土下座シーンは、これまでの歩美の気持ちを考えると一瞬の快楽
的展開だが次の瞬間にはやはりえげつのなさを感じる。
結局ドラマを見ていると全て親の子供に対する態度が悪いんだな。
評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)