第4話 娘との亀裂…心の傷涙の海鮮手巻き寿司
(めだかの兄妹の手巻き寿司)

宇喜田家から離婚勧告の手紙が届いた長女・円だったが、
彼女は次女・楓の様子を見にアパートを訪れる。窓から覗いた
室内では楓が血を流している事から自殺したモノだと勘違い
する。実際には貧血で倒れた折りに赤のインクをこぼした
だけのものだった。この件でインクが下の階の住民に迷惑を
かけたことからアパートを追い出された楓は、実家で生活
することになる。

今回は次女・楓が主人公の話だった。

絵描きを目指した理由が何なのかが今回のポイントで、
20年前の幼少期の記憶がドラマとして面白く使われた。

なんといってもゴスロリファッションの楓にスポットが当たる
話しだったのでそれだけで有る意味見どころだったが、
父親との関係が抽出される話しで、適度にサプライズ的な
演出もあって良くできていたと思う。

人とは違う生き方を選んだ楓の深層心理に迫るとまでは行かな
かったが、父親の言葉に耳を貸していた頃の、極々普通の
人生を望んでいた頃の純粋な彼女の姿が見えてくるだけでも
とても興味深い話しだった。

楓と雫が鉢合わせするシチュエーションは今回面白い場面の
一つ。楓は色々と奇異な行動を取る雫の心理を掴んでいそうだ。

ゴローさんが記憶喪失だったというのも奇抜ではあるが面白い。
達筆の筆跡を読むことが出来るなんて何者だったんでしょうか。

guest
高橋健一、谷藤太、兎本有紀、桜井よしみ、小林愛里香
飛鳥幸一

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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