生徒たちの口から先生を必要としない理由が語られた。
生徒達は見殺しにした先生に土下座させる事を要求する。

基本的に文部科学省のトップとその息子の失態が目に余るの
だが、今回の展開だけ見れば、安請け合いし、期待を持たせる
だけ持たせた尚子にも問題があるんじゃないかという感じが
しないでもない微妙な感じの内容だった。

すぐに約束という言葉を口にする尚子。
調子の良さとその落胆ぶりはまるで"松子の一生"を再生して
いるかのようなキャラクターだ。

ドラマとしては3話で早くもドラマの核心に迫る内容だったので
どうなるものかと思っていたが、やっぱりすんなり解決する訳
は無かった。
特に面会まではあまりにトントン拍子に進んだので、拍子抜け
する程のテンポの良さを感じたのだが、結果として目の余る
ような展開でその場を収めた感じは否めず、尚子の行動が良い
のか悪いのか判断に迷うところがある。

唯一の希望は日向はあくまで自分の使命を全うするために
行動を起こしている事。そんな彼にもモノの善悪の分別は付く
らしく、使命感を乗り越えてでも悪い行動を正すことが出来る
のかという点が、有る意味心強くもあり、唯一の良心である
と感じる。

来週からはまた不登校児のケアに当たるのかな。
また3TDの活動も復活しそうだし、ドラマとしては細かいやりとり
が行われると想像される。

guest
中原丈雄、田中哲司

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)