第6話 最高の修学旅行

修学旅行まで一ヶ月。
胸を躍らせ生徒達に色々と資料を配ろうとする北城尚子だが、
生徒達からは2年3組は修学旅行へは行くことが出来ない事を
知らされる。1年前の事件以来、PTAと学校が協議した結果、
泊まりがけの旅行へは行かせない事で了承しているというが。

またタイミングよく修学旅行を前に一年前の事件の真相が
マスコミに流れたなという感じ。

尚子の頑張りは見事で有るが、説得すべきは旅行代理店では
無く、PTAや学校だと思う。間接的に彼女の誠意が生徒達に
伝わったので流れとしては間違いないのだが、ちょっと的外れ
な印象を受ける。

学校やPTAが生徒の気持ちを無視しているという事を前面に
出した内容が必要だ。
どうも生徒達は尚子にばかり不満をぶつけるばかりで、学校や
PTAに対しては反駁する素振りすら見せないのはちょっと解せ
ない。

しかし尚子先生の前で生徒達の気持ちや本音を表現し始めた
事は、心をうち解け始めた証拠でもあり、尚子の頑張りが
結果として表れてきたのは良いと思う。

また謎のメールメッセージ"たすけて"の発信人が珠里亜である
事が分かるエピソードが有った。あの男性からの電話は一体
何なのだろうか?

それとどうでも良いことだけど、一年前から旅行に行かないことが
決定していたのならば、当然旅行の積み立てなんかも行われて
いないハズなので、旅行代理店に掛け合っても、資金が無い
のではないか?

guest
あめくみちこ、光石研、大森美紀子、村上幸平、平沼紀久
亀山助清、神道寺こしお、田中允貴、水上雅人、唐沢大介
三村順子、大田正樹、田村義晃、岩田丸

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