加藤純三元総理が検査のために病院に入院することになる。
健康問題は政治家にとって心象を大きく左右するので
このことは極秘事項として処理される。元総理からの要望により
少人数の警護である事を条件にSPを付けることになる。

前回意味ありげに登場した三代目魚武濱田成夫のエピソード
は取りあえず保留という感じか。

今回は病院を制圧するテロリストの様子が描かれた。
エピソード2-1と書かれていた通り、エピソードとしては序章
といった感じ。テロリストの目的も明らかにされていない。

特に感想らしきものも無いのだが、検査入院なのに手術する
ものなのかとか、二人しかいない警護なのに昼食のために
持ち場を離れるというのはやや現実的ではないのでは無い
気がする。それだけ平和ボケの進む日本の現状がSPにまで
浸透しているという事だろうか。

今回人間の足音だったり靴の跡が一つのポイントだった。
犯人が軍人だと見分けられた理由は何なのだろうか?
歩幅が等間隔とか、靴底に何か仕掛けがしてあったのか?

平和ボケしているのは日本人自身も分かっている。
しかし現実にテロリストが活動しているという噂が有ったと
しても実行されたという事実がないわけでなかなか実感が
沸かないところだが、このドラマでは上手く現実と整合性を
併せていると思う。前回の都知事が襲われた事件もマスコミ
たちに圧力をかけ、情報が流れないよう手を回しているという
設定を使っている所を見ると、視聴者の知らないところで
こんな事件が起こっていると言いたげな演出ゆえに
よりSPの仕事にリアルさを感じる仕掛けにしているのかも
しれない。

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露木茂、島かおり、深浦加奈子、西冬彦、パク・ソヒ
北村有起哉、趙[王]民和、山根和馬、佐久間哲、谷川昭一朗
峯村リエ、柴山智加、秋山悠介、進藤浩、土屋拓哉、樋山和佳
佐々木怜司

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