第3話 テロリストを排除せよ

加藤元総理の身辺警護の任務の中、井上薫は昼食のため一時期
持ち場を離れる。するとその途中でテロリストの襲撃に会い、
笹本絵里は拘束され、病院は一瞬にしてテロリストに制圧される。
テロリストの目的は多額の金。加藤元総理の実家に電話し、
秘書・飯田を交渉の席に着かせ、株に投資し資金を得ようと
していた。
危険を察知した井上薫はすぐに病院に戻り、状況を見守る。

テロリスト対警察の構図というとやっぱりブルース・ウィリス
主演の「ダイハード」シリーズが思い出される。
この映画の面白いところは、圧倒的な不利な状況の中、テロリスト
の感知しないところで相手を出し抜き、彼らの思惑を打ち砕く
ところにあった。
機転の利いた展開とサバイバルさながらに、少ない武器を駆使
して、相手をバッタバッタと倒していく爽快と来たら、本当に
楽しい内容だ。

主人公の井上薫は感覚神経が異常な発達を見せるところから
危機管理能力に長けている。彼が今回潜伏したことで、
ジョン・マクレーンになる事が出来るのか。

今回それ程特別な展開が有ったわけではない。
唯一、6人居るテロリストのウチ、一人を倒したこと。
この現状を上の階に居るテロリストたちは知らないという現実だ。

今後も一人一人倒していくと思われ、その都度緊迫感有る
演出が待ち受けていると思う。

相手の思惑を出し抜くという意味ではテロリストだけではなく、
警備部をぞんざいに扱う上層部に対しても気分の良い
展開になっていくかも知れない。

それと主犯格の男。セリフからすると警視庁に勤めていた
人間なのか?手慣れた感じだけど、この人物もどんな経歴が
有るのか気になるね。

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