田中一郎は、子供の頃から嘘をつく性格のために友達が居ない。
そんな彼が苦心の末、偏差値が最低の大学に合格し、ひょんな事で
鉄道研究会に入部する話し。

恋愛ベタで有り友人と言える人物の居ない田中一郎が、鉄道オタク
たちと共に時間を共有していくウチに、色んな情が生まれていき
そうなドラマだ。

オタクは確かに異性からはモテ無い。
しかし裏を返すとその分野に於いては専門家並みの知識を有する
という事で、それに合致する女性の存在が有れば、もしかすると
そんな女性からはオールインされる程の魅力を持っているのかも
知れない。
そんな期待を臭わすような第1話だった。

鉄道オタクとしての恥ずかしさだったり誇らしさだったり、
同世代の人間とのコミュニケーションがかみ合わずに白い目で
見られたり、時に鉄道オタクとしての強点を発揮したりして
色んな事を学んでいきそうな感じかな。

男性の中には大なり小なり誰もがオタク的気質が備わっていると
思うので、有る意味男性受けするドラマかも。
そんな世界観の中に美女達を絡ませる事によって、理解してもらい
たい男性心と妄想的世界がたっぷりと表現されているドラマなのかも。

全体的にやや退屈な感じも受けたが、オタク的な知識の披露が
展開上関わってくると面白かったし、秋山竜次は有る意味適役
だと思う。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)