第10話 最期の選択

オカンの病は進行癌によって手術では施しようが無いところまで
来ていた。抗ガン剤治療に望みをかけるが、苦しむオカンの姿を
見てマー君はとても耐えられなかった。

今回はひたすらガンに苦しむオカンの映像と、
それを見て目を背けてしまうマー君の構図が最期まで続いた。

二度ある事は三度あるのかといった奇跡の展開を望めるような
ファンタジックなドラマでは決してない。
病気の母親を前にして、これまで苦労を掛けてきた母親に懺悔し
存在の偉大さを感じ、命の有り難みなんかを感じる内容だと思う。

母親の最期のプレゼントとなるのか。
ドラマ唯一の望みとなるのが、あれ以来有耶無耶な関係になって
いたまさみが再び東京へと舞い戻ってきたこと。
オカンが亡くなる前に二人が結ばれる姿を見せてあげたいと思う
かも知れないし、とにかくオカンの入院がきっかけに、二人が
結ばれるシチュエーションは整ってきた感じだ。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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