33分探偵

脚本/福田雄一

http://wwwz.fujitv.co.jp/33tantei/index.html


第6話 連続殺人をもたせる!


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玉取村で老人の不審死が続く。
三ヶ月前に喜二郎が亡くなったのに引き続き、今回川辺で
大竹スズが倒れ亡くなる。
山の神様が突然村人の魂を奪って行くという言い伝えが残る
この村は現在1000年に一度の神様が怒り出す年と言うことも
有り、村人達はそれを鎮める為の儀式を執り行う最中での
犠牲者だった。
現場に向かう六郎達は、神主や村長らの前で突然、一連の
事件は俳句になぞられて殺されたと告げる。
更に聞き込みを行うと、東京から来ていた妙な男に土地を売り
渡すように脅されていたとの情報を得る。
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今回は随分と小粒な出来だった。

冒頭でコーヒーネタが復活。

現場に向かうときの髪の毛の伸び方や、"チョイ悪"な新聞勧誘、
"今更な感じの男"による証言など、殆ど時効警察を踏襲する
ネタの様にも見える。

どのネタも強引尽くしだが、俳句ネタは特に強引だった。
なんで俳句の屏風に気がついたのだろうか?

最初の容疑者は地上げ屋だった。
カマを持って襲ってきたことから、これまで亡くなった人との
犯行とは違うとの事でボツ。

二人目はゲートボール絡みで大杉を疑った。
鑑識からの情報により手にゲートボールタコが出来ていたとの
事からの妄想。
村に競技を持ち込んだ大杉よりも上達した喜二郎が、愛しの
スズを奪われた事による犯行。すずらんの毒を利用したとの
事だが、一番それらしく聞こえたパターン。

三人目は村長と神主がお布施を得るために村人に風評をなが
して怖がらせたとのネタ。情報屋からのネタから結びつけた
訳だがイマイチ釈然としないオチ。

結果、老衰。

鞍馬六郎 ……… 堂本剛
武藤リカコ ……… 水川あさみ
アイ ……… 野波麻帆
茂木刑事 ……… 戸次重幸
情報屋 ……… 小島よしお
鑑識官 ……… 佐藤二朗
大田原警部 ……… 高橋克実

guest
三島俊和 ……… 田中要次 (地上げ屋)
大杉正夫 ……… 石田太郎 (ゲートボールを持ち込んだ)
神主 ……… ト字たかお
村長 ……… 久保晶
大竹スズ ……… 森康子 (第2の被害者)
喜二郎 ……… 庄司永建 (第1の被害者)

坂田聡、森下能幸、未来弥、森田優也

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