四つの嘘 脚本／大石静 http://www.tv-asahi.co.jp/4lies/

第8話 そして嘘は暴かれ始める

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詩文は大森と待ち合わせする。詩文の家が本屋である事を
知ると彼を連れて自宅の本屋へ。そこで彼の目を見た詩文は
やっぱり満希子への思いが嘘であることを悟る。彼女は
本当と嘘の見分けが付かない人を傷つけないでと忠告するが、
大森は何を言っているのか分からなかった。

満希子は大森と待ち合わせ。
大森は彼女をホテルに誘ったことを謝る。もう逢ってくれない
と思ったという彼。満希子は彼への誕生日プレゼントを渡す。
200万円の時計。そして満希子はこれから貴方のスタイリスト
になってあげると告げる。大森は彼女に西尾家の平和を乱す
つもりが無いことを告げ、その上でこれからも逢って欲しい事
を語る。いけるところまで行こうという彼。

詩文の元に澤田がやってくる。もう一度話したいという彼。
詩文は彼をあっさりと受け入れ家の中へと通す。澤田は先日
男物の洗濯物を見た際、慌てて逃げた無礼な態度を詫びる。
そして今の男性は手を切ってもらい、改めて付き合って欲しい
事を告げ、妻になって欲しい事を語った。それを受けて詩文
も結婚のことは考えておくと返答する。

大森は満希子を自分の大学のキャンパスに招待する。
そこで大学の友人であり、現在一緒になって仕事をしている
メンバーの三人を紹介される。親戚のおばさんという事に
してと耳打ちするが、大森は彼女を彼女であると紹介した。
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それぞれの恋愛の状況を描いた話しだった。

ドラマでは満希子メインだけど、西尾家はぐちゃぐちゃな状況
だね。姉のゆかりは父親の事を離婚したら養ってあげるとまで
言う始末。そんなに満希子って嫌な母親だったのか。息子の
態度がなんかもの凄く腹が立つわけだけど、こんな状態で
最終話は丸く収まるのだろうか。


満希子の場合。
一番ごっつい展開になったのがこの人だ。
人生経験を疎かにした彼女はあっさりと金を目的とした男性
に引っかかってしまう。仕事をした経験も無く、男性に縋るしか
無いという展開が、一人の男性にのめり込ませる結果になった
のだろう。面白いのは愛のために生きようと考える現在の立場
がネリの心境と重なり共感を得ている点。人生設計に於いて
しっかりとしていたハズの二人の女性が、逆に恋に溺れて人生
を狂わせようとしているところが面白いね。

詩文の場合。
フラフラしていると思えば、この人が実は一番しっかりとして
いたというオチ。それにしても冒頭で彼女が大森に会うシチュ
エーションってちょっと不自然ではないかな。
英児の事を諦めきれるのか。妥協して澤田と結ばれ、平和な
日常を選ぶのか。
澤田とのHシーンはちょっと胸元がエロかった。
無関心を装っていた彼女も、意外と満希子の事を気配りしている
辺り、この人も大人になったといった所だろうか。
最後、部屋に戻った時誰もいなくなっていたけど、何処に行って
しまったのでしょうか?

ネリの場合。
英児は置き手紙を残し、何処かへ消えてしまう。
先生は先生らしく生きてくれとの事。
福山の件は意外とあっさり型が付いたな。
まさか職場でもそのままの関係が維持されるとは思わなかった。
福山は何かに吹っ切れたのか、功績をあげ始めているし。
ネリはどうするとハッピーエンドなのだろうか。やっぱり英児
なのか?

原詩文………永作博美 (魔性の女。本屋の娘)
戸倉美波………羽田美智子 (カナダに住む)
西尾満希子………寺島しのぶ (仏壇屋の娘)
灰谷ネリ………高島礼子 (世田谷第一病院の女医)

河野圭史………仲村トオル（友情出演）外交官
安城英児………勝地涼 (ボクサー。詩文の彼氏)
西尾武………渡辺いっけい (満希子の夫)
河野良子………野際陽子（特別出演）(圭史の母)
西尾ゆかり………夏未エレナ (満希子の娘)
西尾明………井之脇海 (満希子の息子)
戸倉雅之………二階堂智
戸倉彩………栖葉桃菜

福山………長谷川博己
井上………奥田崇
坂元弘樹………進藤学
原禮一郎………品川徹
宮部………伊藤ゆみ

((18歳の頃))
原詩文………入来茉里
戸倉美波………下垣真香
西尾満希子………石田未来
灰谷ネリ………河合優

guest
大森基 ………崎本大海
院長………大林丈史
妙子………山口美也子
桑野君子………星野真理
澤田………石黒賢

江畑浩規、斉藤悠、玉有洋一郎、山崎崇史、真鍋拓
藤井亜紀、白木ケイ、蓮見陽介

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)