7人の女弁護士
(第2シーズン)

脚本/尾崎将也、旺季志ずか、田子明弘

http://www.tv-asahi.co.jp/7nin/

第2話 クレーマー主婦殺人〜密室の三角関係!?

藤堂真紀が恋人北村一平と共に、渋谷のハンドバックの店
「グランドール」で買い物をしている時、怒鳴り込んでくる
客を見かける。対応に出る店長の加藤佳恵は困り果てた様子。
翌日、クレームを付けられた店長が逆ギレして客を殺した
という事件が発生する。被害者は沢田光代。電気コードによる
絞殺事件で、部屋にはコーヒーカップが2組有ったことから
顔見知りの犯行が想像され、近くで警備していた人の証言から
容疑者は殺害時刻当時に家を訪れていた加藤佳恵となる。
真紀は昨日見た客である事を知り、弁護の依頼を受けることに
なった。

根拠はないけど、すぐに野々村真が犯人だなと直感で分かった
事件。殺害時刻の偽装に携帯電話が使われている事もすぐに
分かった。

ただ一つ想像していたのと違うのは、こんな性格の悪いクレー
マー主婦ならば殺意も抱くだろうと思っていたのだが、クレー
マー化したのは妻の性格にあるのではなく、夫側に責任の非が
有ったという点だ。

さてドラマは沢山の容疑者が登場する。
数々の店でクレームを付けていた彼女。何故か近所の主婦から
は優しい人物で通っており、その辺が展開として引っかかって
いたのだが、単に元々は良い性格だったという事を強調したい
のと、近所付き合いだけは大切だという主婦ならではの感覚
が有ったのだろう。

携帯の送・着信の履歴トリックは、喜多さんのドラマ
「あしたの、喜多善男」でも使われていたね。
大抵は近くにある人が操作できると言うことで、夫が容疑者
として浮かび上がる。

最後の最後まで夫が犯人だと結びつける証拠を何処に求める
のか想像できなかったのだが、付いているハズのない指紋を
上手く携帯に残していたところは良くできていた。
オマケにウェイトレスの岡あゆみさんが可愛すぎたので
良かった。(何のこっちゃ)

このドラマの中では一番の出来ではないかなと思う。

藤堂真紀:釈由美子
飯島妙子:原沙知絵
北村一平:永井大
矢島里美:中村果生莉
杉本美佐子:野際陽子
中村早紀:滝沢沙織
宮田静香:東ちづる
吉沢加奈子:中島知子
川村綾子:三浦理恵子

guest
加藤佳恵 : 山田まりや
沢田光代 : 筒井真理子
沢田裕一 : 野々村真
矢野礼子 : 棟里佳
小宮かずみ : 岡あゆみ

竹嶋康成、樋渡真司、ホリベン、リッキー
ぶっちゃあ、柳風香里、信太昌之、ナガセケイ、橋沢進一
奥野月琴、南風佳子、重松隆志、ますきあこ

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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