赤い糸

脚本/渡辺千穂、半澤律子
演出/村上正典、川村泰祐

http://wwwz.fujitv.co.jp/akai-ito/index.html


第1話 貴方に出会うために恋をする


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芽衣は母・幸子と共に誕生日のケーキを買いに行く。
芽衣はケーキを作る職人の姿に釘付け。幸子は少しの間、娘を
その場に置いて用事を済ませに行く。ようやくケーキが出来上
がり一刻も早くケーキを見せたい彼女は、そのケーキを持って
外へと出る。すると自転車で走ってくる男の子・敦史にぶつ
かる。芽衣は敦史に謝罪。今日2月29日は私の誕生日なのと
告げると敦史もまた僕も誕生日だという。2月29日という珍しい
日に生まれた二人の男女。芽衣はその偶然に感激し、自分の
ケーキからチョコレートの装飾品を取り出し彼に差し出した。

芽衣は登校の時、散りゆく桜の花びらを必死に手で取る。
地面に落ちる前に3枚の花びらを取り願い事をかけると叶うと
信じている彼女。芽衣の姿を幼馴染みの篠崎悠哉は見ていた。
芽衣の姉・春菜も今日から高校生という事もあり、みんなに
新しい制服を見せびらかす。
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ケータイ小説から生み出された話のようだ。
原作では先日までTBSで放送されていた「恋空」と同様に激しい
描写が多く、刺激的な内容らしい。
昼ドラの様なノリがケータイ小説で流行っているのか。

さて初回と言うことで人物紹介、そしてどういった恋のベクトル
を描いているのかが明らかになった。

ドラマとして最も気になるのが、この登場人物たちの設定の幼さ
だ。中学生の恋愛の中にどれだけ運命とか、真実の愛という
ものを見出すことが出来るのか疑問が残るわけで、発言の中にも
どれだけ視聴者を説得させるだけの力があるのか。

女の子が密かに恋心を抱く幼馴染みの男性。そんな男性は
自分の姉の事を好きだという設定は、恋愛ドラマにはありがち
なパターン。そして幼い頃ぶつかった二人が運命の絆として
結びついているというのも、ちょっとベタな設定っぽい。
紆余曲折しながらも、そんな二人が運命のものだと気づいていく
までを描いていくものなのか。

いきなり敦史が覚せい剤の痕跡が見つかったりする衝撃の展開。
母親の責任だと敦史の親代わりである寺の住職・森崎孝道が
言っていたがそんな所も気になる要素の一つ。敦史自身、春休
みの間友達と携帯が繋がらなかった事を大人の事情と発言して
いたり、両親が出てこない所など、気がつくと複雑な事情が
有りそうね。そしてそんな住職からチョコレートを手渡される
という辺りが麻薬と関係しているのかどうか。
途中のCMとタイアップしているような感じなので、流石に
麻薬絡みではなく、幼い頃の思い出を引きずっている事なの
かも知れないが、一応注意してみてみよう。

あまり萌える要素は見つからなかったが、お姉さん役に岩田
さゆりさんが出ている所が今のところ一番気になるかな。

竹宮芽衣 ……… 南沢奈央 (普通の中学生)
西野敦史 ……… 溝端淳平 (通称、アッくん)
高橋 陸 ……… 木村 了 (通称、たかチャン)
山岸美亜 ……… 岡本 玲 (芽衣の友人、行動的)
田所麻美 ……… 石橋杏奈 (敦史の幼なじみ)
中川沙良 ……… 桜庭ななみ (芽衣の友人)
藤原夏樹 ……… 柳下 大 (敦史とは小学校からのつきあい)
中西優梨 ……… 鈴木かすみ (芽衣の親友。)
神谷 充 ……… 田島 亮
竹宮春菜 ……… 岩田さゆり (芽衣の姉・高校生)
篠崎悠哉 ……… 矢崎 広 (芽衣の1歳上の幼なじみ。)
竹宮寿久 ……… 甲本雅裕 (芽衣の父親)
西野夏実 ……… 山本未來 (敦史の母、薬物依存症)
森崎孝道 ……… 小木茂光 (大叶神社の宮司)
竹宮幸子 ……… 渡辺典子 (芽衣の母親)
コータ ……… 山田ジルソン (悠哉の同級生)
幼少期の敦史 ……… 沢木ルカ
幼少期の芽衣 ……… 宮武美桜

中谷みつとし(mahha)
伊藤竜翼、森渉、内枡聖也、足利翔一、一ノ瀬将太、矢柴俊博
俵木藤汰、紺野まひる、笠木泉、田中護、田口寛子、松葉祥子
足立学、鈴木浩介

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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