赤い糸 脚本／渡辺千穂(3)、半澤律子(1)(2) 演出／村上正典、川村泰祐 http://wwwz.fujitv.co.jp/akai-ito/index.html

第3話 出会っていた二人

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中学三年生となった芽衣たち。
みんな同じクラスになる。
芽衣はバスケットの授業で中川沙良を誘いチームを結成。
沙良が顔面にボールを受けてしまうハプニングも有るが、それ
をきっかけとして男子と女子が仲良くなる。男子は、サッカー
部のナツ、バンドマンのミツ、定食店のたかチャン、そして
アッくん。女子は美亜、沙良、優梨、そして芽衣。

ある時文化祭の出し物を決めることになり、3年1組は占いの館
をすることになる。芽衣はくじ引きで大道具を担当することに。
そして敦史が占い師の役を引いてしまう。
陸ら残った男子はバンドを組もうと考える。陸は気になる相手
である芽衣に練習を見に来ないかと誘う。自分の家のカレー
ライスを食べさせる事を約束すると、それを聞いていた女子は
全員が付いてくることになる。更に沙良が筆頭となりバンドを
盛り上げるダンスチームを立ち上げ、美亜と優梨が加入するこ
とになる。
敦史は一人みんなとは別の行動を取り、薬物のリハビリ中の
母親の元へと足を運ぶ。
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占いと称して敦史が芽衣から生年月日を聞き出すこと。
それが2月29日であり4年に一度しか訪れないこと。更にかつて
同じ誕生日の人と出会ったことがあることを示唆する展開だっ
た。

敦史側からは芽衣とは雪の日の8歳の誕生日にケーキ屋の前で
出会ったことが分かってしまう話だった。
これによりどれ程運命の絆を感じるものなのか。

ドラマでは男女8人の青春の群像劇が描かれた訳で、その中で
も象徴的な行事である文化祭が描かれた。
文化祭は実際当日よりもみんなで一緒に用意する時が楽しい
んだよぁと、妙な郷愁に浸らされる展開。

その中でも薬を売る中学生が居るという現実と、薬にリスクが
有ると分かりつつもそれを受け入れてしまう女子学生の未成熟
な感じが描かれていた。

ドラマでは何と言っても誰が誰のことを興味を持っているのか
が描かれていた。それぞれの視線の先にあるのが自分とは違う
別の異性の人間という事で多少なりとも切なさを描いた話でも
有る。
その中でも田所麻美の登場は印象的で、恋愛と幼馴染みの関係
が一つのキーワードとなって存在している点は、互いの心を
より複雑にする要素の一つかな。

竹宮芽衣 ……… 南沢奈央 (普通の中学生)
西野敦史 ……… 溝端淳平 (通称、アッくん)
高橋　陸 ……… 木村　了 (通称、たかチャン)
山岸美亜 ……… 岡本　玲 (芽衣の友人、行動的)
田所麻美 ……… 石橋杏奈 (敦史の幼なじみ)
中川沙良 ……… 桜庭ななみ (芽衣の友人)
藤原夏樹 ……… 柳下　大 (敦史とは小学校からのつきあい)
中西優梨 ……… 鈴木かすみ (芽衣の親友。)
神谷　充 ……… 田島　亮
竹宮春菜　……… 岩田さゆり (芽衣の姉・高校生)
篠崎悠哉 ……… 矢崎　広 (芽衣の1歳上の幼なじみ。)
竹宮寿久 ……… 甲本雅裕 (芽衣の父親)
西野夏実 ……… 山本未來 (敦史の母、薬物依存症)
森崎孝道 ……… 小木茂光 (大叶神社の宮司)
竹宮幸子 ……… 渡辺典子 (芽衣の母親)
コータ ……… 山田ジルソン (悠哉の同級生)
幼少期の敦史 ……… 沢木ルカ
幼少期の芽衣 ……… 宮武美桜
太田 ……… 鈴木浩介

中谷みつとし(mahha)
内枡聖也、足利翔一、一ノ瀬将太、矢柴俊博、林和義
平田薫、若葉竜也、米村知美、池田愛、渡辺万美、藤村直樹
本多末奈、安田望、山田賢明、小柳巧、井料彩美、湯本美咲
斎藤千晃、北村佳織、下垣真香、桜田聖子、岡田あがさ

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)