薔薇のない花屋

脚本/野島伸司
出演/香取慎吾、竹内結子、釈由美子、松田翔太、寺島進
池内淳子、三浦友和、本仮屋ユイカ、八木優希、今井悠貴

http://wwwz.fujitv.co.jp/rose/index.html

第5話 世界一長い告白!

白戸美桜の目の病気は手術すれば完治する。
しかしその手術には多額の金がかかるとの事。
美桜が勤めるマッサージ店のオーナーは結婚を条件に手術費用
を工面するというが、断ったことを聞く。
そんな事情を聞き、汐見英治は自分が全ての費用を出そうと
考える。しかし貸し借りの関係になると、借りた側には負い目が
出てこれまでの関係が崩れるかも知れないことを聞き、英治は
どうするべきか悩む。

工藤直哉が語っていた作戦とは、英治になけなしの金を出させる
という事だったのね。

献身的に美桜を支えようとする英治の行動。
その行動に嘘偽りがない事を証明するように、自分たちの生活
を犠牲にしてまで金を出すのかという駆け引きは見事、思惑
通りの展開で進んだ。

それに対して色んな所で感情の綱引きが行われている。

中でも美桜が正直に目が見える事を告白すべきかで悩んでいる
所がドラマとしてのメインだ。

嘘をついている事実を本人からではなく他人から伝えられる事
の失望感は明らかに大きいだろうし、愛を告白された今ならば
返事に託けて意外と被害は最小限に収まるかも知れない。
そういう意味では、菱田桂子さんの動きは要チェックか。
いっそのこと全てを正直に話して、今度は安西輝夫を欺しては
どうだろうか。

今回、美桜に対して英治が告白する場面があった。
心をなかなか開かない英治にしては、よくぞ告白したなという
驚きも有る。長々とした告白シーンでは分かりづらかったが、
その後車内でのシーンでは、花のように笑う、笑顔のあなた
が好きだという具体的な表現まで飛び出した。

四条健吾の件は可哀想だったね。
あの場面で雫が来たのは何でだろう。

人と人との関係を鏡に例えたのは良かったね。
英治のやさしさは何処まで反射されてくるのだろうか。

guest
山梨ハナ

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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