ブラッディ・マンデイ

脚本:蒔田光治

http://www.tbs.co.jp/bloody-monday/


第6話 日本最後の日!?破壊と滅亡、そして父の真相が明らかに


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どちらが先に抗ウィルス剤にたどり着けるか。
国立生物科学研究所に来た藤丸と音弥とあおいだが、館内に
人が居ないことに疑問を抱く。そして館内に轟く銃声に異常
を感じてすぐに警察に電話しようとするが、妨害措置が取ら
れており外部への通話が一切出来ない様になっていた。
そうしている間にも殺し屋の一人が銃を片手に藤丸達を探し
て回っている。藤丸は咄嗟に館内に有るPCの部屋を見つけ、
セキュリティへの進入を試みる。そしてデータの指令が何処
から来ているのかを突き止めることで、テロリストグループ
のアジトを探り当てようとする。しかし寸前でテログループ
側から電源をシャットオフされ、相手のコンピュータまで
たどり着く事は出来なかった。しかし館内のシステムを乗っ
取る事に成功し、監視カメラ映像からオートロックシステム
まで館内全てを掌握する事に成功する。そして監視映像から
敷村の居所を見つけると、なんと彼はマヤと一緒に居たの
である。藤丸たちは取りあえず殺し屋をおびき出して部屋の
一室に閉じこめ、敷村の救出に向かうことになる。

一方敷村はマヤと取引していた。
そして逃げる途中に藤丸たちと合流する。藤丸は敷村に感染者
が出たことを告げ一刻も早くこの場所から立ち去ろうとする。
するとサードアイの加納も合流し、施設からの撤退を補佐して
もらうことになる。その頃マヤは罰として殺し屋の一人を
殺害していた。

施設から出ようとする所で藤丸は父・竜之介とばったり遭遇
する。敷村を逃がすわけにはいかないとして銃を取り出す
竜之介。それを庇おうとする藤丸にまで銃口を向けてきた。
藤丸は俺たちの事を裏切ったのかと尋ねるが、父は加納たちが
来るのを察すると、俺の事は忘れろと一言残し、この場から
立ち去ってしまう。
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敷村救出の過程で、父親との遭遇有り、そして霧島の婚約者の
死亡有りと忙しない展開が続く。
果たして敷村が意図することとはいったい何なのか。

結局日本の政府が一連の件に於いて敷村をぞんざいに扱った
のが発端でこのような道に踏み外したという内容なのか。

ブラッディXの存在自体がいったい何なのか。
この辺の事実関係がイマイチよく分からず、既に2年前に抗
ウィルス剤を開発していた所を見ると、ブラッディX自身も
日本政府主導による研究チームが開発した産物なのだろうか。
最初は敷村も純粋な開発を目的としていたみたいだし。

藤丸のパソコンを使った行動は確かに面白い部分も多い。
彼の力を誇示するように、テロリスト側のハッカーとの間で
技術合戦が行われた流れは、もっと時間をかけてあれこれ
攻防戦を演出しても良かったと思う。

ただこれまでにも何度か言及しているが、この人たちは肉弾戦
に於いては何の訓練もしておらず、いざ銃を持った殺人者など
現れると途端に展開としては苦しくなる。

何故国立生物科学研究所には人が居ないのだ?とか、根本的な
疑問が存在したり、重要な取引相手である敷村に対して警備の
甘さがしらける部分でもあるが、こうしないと展開が動かせ
ない為のモノなのだろうか。

取りあえず敷村の助手・宗方瞳がどういう行動を取るのか
見物かな。

高木藤丸 :三浦春馬 (高校生)
折原マヤ :吉瀬美智子 (テロリスト)
九条音弥 :佐藤健 (高校生)
加納生馬 :松重豊 (サードアイ)
宝生小百合:片瀬那奈 (サードアイ)
南海かおる:芦名星 (サードアイ)
朝田あおい:藤井美菜 (高校生)
高木遙  :川島海荷 (藤丸の妹)
安斎真子 :徳永えり (高校生)
立川英  :久野雅弘 (高校生)
神島紫門 :嶋田久作 (囚人)
霧島悟郎 :吉沢悠 (サードアイ)
『J』   :成宮寛貴(特別出演)
苑間部長 :中原丈雄 (サードアイ)
高木竜之介:田中哲司 (サードアイ、藤丸の父)

日景 : 並樹史朗
澤北美姫 : 阿南敦子
沖田耕一 : 工藤俊作
工藤明 : 久保田将圭
船木勘助 : 螢雪次朗
富永京子 : 宮澤美保 (看護師)
城田学 : 滝藤賢一 (すり替わり犯)
伊庭刑事 : 尾崎右京
朝倉看守 : 佐伯新
石川看守 : 野間口徹
黒崎所長 : 山中敦史
出門丈一 : TET
敷村荘介 : 神保悟志
宝生健太郎 : 児玉貴志
中川沙織 : 原田佳奈
村上杏里 : 渡辺志穂

浜田晃、村岡希美、永倉大輔、谷口翔太、
安部魔凜碧、山口龍人、恒吉梨絵、斗澤康秋

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