ブラッディ・マンデイ

脚本:蒔田光治、渡辺雄介

http://www.tbs.co.jp/bloody-monday/


第11話 今夜0時東京壊滅テロ宣言へ!!生死を懸けた終幕へ


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竜之介の後を追って来たはずだが、敵は父親ではなく安斎真子。
彼女がKだったのである。
真子は藤丸に銃を向けると躊躇いもなく引き金を引く。銃声が
部屋一面に鳴り響くが、弾が当たったのは藤丸を庇った竜之介
だった。真子とマヤは逃げ去る。

遅れて到着したサードアイの加納たち。竜之介は亡くなる前に
ブラッディ・マンデイの全てがこの中にあるとしてデータを
託し、絶対に彼らの企みを止めろと告げて息を引き取る。
マヤの情報はガセでここには宝石箱はなかった。

一方サードアイは九条彰彦に事情を聞きに行く。
彼は孫のJが2年前の事件に関わっているのを知り、大臣の職を
利用して自殺して亡くなった神崎潤という男性と戸籍を入れ
替えていた事を知る。

病院に駆けつけた藤丸はあおいに真子がKだった事を告げる。
音弥にもその事実が伝わっていた。

サードアイで分析が進んでいた。
ロシアでの映像を解析した結果、この事件はウィルス(ブラッ
ディX)による死ではなく中性子爆弾で亡くなっていた事を知る。
更にこの爆弾が使われれば爆心地から半径20kmは壊滅状態に
なり、首都から人間が一掃されてしまう事を計算により弾き
出していた。高木竜之介のレポートの中にも中性子爆弾の事が
記載されており、彼は特殊任務を受け潜入捜査をしていた事を
苑間部長から聞かされる。

加納はアジトへと到着。本部から中性子爆弾が関わっている事
を聞かされる。アジトではパソコンが一台置かれており、
そこには中性子爆弾が爆発するまでの時間がセットされていた。
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いよいよKが発覚し、組織が行おうとしていることの全てが明ら
かになる。この計画を阻止することが出来るのか。

なんだかイマイチよく分からない心情が交錯していて意味が
よく分からなかった。最後くらいは単純にテロリストと
それを阻止する警察官の構図にすればスッキリするのだが、
色々と面白くさせようとする意図があるのか、続編を臭わす為
のものなのか、歯切れの悪い描かれ方をした気がする。

最後は済し崩し的に計画が実行されてしまうために、中性子
爆弾の事件は計画化されたものという感じがせず、主要メンバ
ーもウィルス事件の件で居なくなっている事もあり、希薄化
したドタバタ劇という感じは否めない。

結局ウィルスの件は何だったのかとか、ウィルスがダメなら
今度は爆弾だという発想の中にテロリストとしての美学を感じる
ものが無い。

何故人間を一掃したいのかについてもあんまり明文化された
ものがなく、KやJの意図がすっきりしない。
首都圏を爆破したところで、この集団が神になれるハズもなく
再生の為の主導権を握れるのかと言われるとその青写真が
全く見えないところもまたマイナス。

で、結局立川英って何処で感染したのだろうか。

高木藤丸 :三浦春馬 (高校生)
折原マヤ :吉瀬美智子 (テロリスト)
九条音弥 :佐藤健 (高校生)
加納生馬 :松重豊 (サードアイ)
宝生小百合:片瀬那奈 (サードアイ)
南海かおる:芦名星 (サードアイ)
朝田あおい:藤井美菜 (高校生)
高木遙  :川島海荷 (藤丸の妹)
安斎真子 :徳永えり (高校生)
立川英  :久野雅弘 (高校生)
神島紫門 :嶋田久作 (囚人、教祖)
霧島悟郎 :吉沢悠 (サードアイ)
『J(神崎潤)』   :成宮寛貴(犯人のリーダー格)
苑間部長 :中原丈雄 (サードアイ)
高木竜之介:田中哲司 (サードアイ、藤丸の父)

日景 : 並樹史朗
澤北美姫 : 阿南敦子 (サードアイ、情報分析官)
沖田耕一 : 工藤俊作
工藤明 : 久保田将圭 (サードアイ、情報分析官)
船木勘助 : 螢雪次朗 (警視庁刑事、殺害される)
富永京子 : 宮澤美保 (看護師)
城田学 : 滝藤賢一 (すり替わり犯)
伊庭刑事 : 尾崎右京 (テロリストに加担)
朝倉看守 : 佐伯新
石川看守 : 野間口徹 (神島紫門に操られる)
黒崎所長 : 山中敦史
出門丈一 : TET
敷村荘介 : 神保悟志 (教授、殺害される)
宝生健太郎 : 児玉貴志
中川沙織 : 原田佳奈 (霧島の婚約者)
村上杏里 : 渡辺志穂
宗方瞳 : 村岡希美 (研究員)
大杉建一 : 中根徹 (警視庁、捜査部長)
鎌田淳一郎 : 斎藤歩 (サードアイ、新課長)
九条彰彦 : 竜雷太 (法務大臣・音弥の祖父)

坪谷隆寛、永倉大輔、屋根真樹、山口龍人、高山晶三
末広透、芹那

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