セレブと大貧民

脚本/徳永友一、田中一彦、古家和尚

http://www.fujitv.co.jp/celeb/index.html


第6話 ニセアリス大爆発

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アリスの父が危篤との報道が流れ、ニューヨークに行くと
父の姿はなかった。間に合わなかったかと思ったその時、母
真紀子もその場にやってくる。事情を聞くと単にバスルームで
転んだだけだという。父の引退により全権は真紀子が握る事
になったと告げ、アリスの会社も真紀子が指揮を執ると言うが
アリスは自分の会社は自分の力でやっていくとして宣言する。

一方日本への帰国の途中アリスは機内の雑誌でジェシカという
デザイナーの存在を知る。気がつくと雑誌中彼女を取り上げて
おり中にはアリスのファッション界に於ける地位を危ぶむ事
まで取り上げられていた。
空港に着くとなんとアリスはジェシカの人気を知る事になる。
アリスは取材に来た記者達を軽くあしらおうとするが、記者達
の目的はアリスには無く全てジェシカに向けられていたので
ある。なんとジェシカの隣には司がおり、彼が彼女の日本進出
に於けるサポートをしている感じだった。
そんな中、アルム公国のプリンセス・クララの社交界デビュー
に際して着る衣装のデザインのプレゼンをしてほしいとの
依頼が舞い込んでくる。アリスだけでなくジェシカにも依頼
が有ることを知り勝負になることになった。
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今回のエピソードを通して、アリス自身に自分に素直になる
必要性を訴える展開だった。

無理矢理ジェシカを絡ませる為に、常にジェシカばかり
がアリスを意識して挑発を繰り返すという展開が続く。

テーマだけを考えると確かに良くできた内容ではあるが、
やっている内容が極めて幼稚。
突如出てきたジェシカという女性も実に胡散臭いキャラクター
で、そんなに流行を左右する人物ならば、パッと出のような
扱いは無いだろうと思う。

アリスに対する世間の評価も実に都合が良く、マスコミから
無視される状況だったり、勝利した後に再び支持層が戻って
くるところは流石にドラマのご都合を際だたせる演出だった。

安田幸子の使い方は良かったと思う。
彼女が仕事に復帰する道筋を立てるような内容だった。
庶民的な感覚をデザインの中に持ち込み、他人にどう見られる
のではなく、着る人の気持ちを考えた作りというところを
対立的に持ってきた点も悪くはなかった。

司の立ち位置がフラフラしている感じだけど、彼女に大切な
ものを思い出させるためにジェシカを宛がったのかな。

美田園アリス ……… 上戸彩
佐藤太郎 ……… 上地雄輔
安田幸子 ……… 国仲涼子
後藤田司 ……… 柏原崇
大野緑 ……… 三浦理恵子
公文晃 ……… 宅間孝行
江原まなみ ……… 中山恵
市井静 ……… 上野なつひ

坂本丈二 ……… 田村裕
坂本和樹 ……… 黒木辰哉

美田園真紀子 ……… 若村麻由美
安田啓一 ……… 山下真司
郡司康夫 ……… 風間杜夫

佐藤一郎 ……… 清水優哉
佐藤二郎 ……… 小林海人
佐藤花子 ……… 北村燦來

田山涼成、キムラ緑子、酒井俊也、是近敦之、いとうあいこ
大須賀王子、澤口渉、猪爪尚紀、山崎崇史、染谷夏子
勢堂公大、金時むすこ、臼井英、小此木麻里、本田よしみ
水沢駿、黒木真耶、坂本三成、須田邦裕、赤坂美穂

ジェシカ ……… 村川絵梨
プリンセス・クララ ……… アヤカ・ウィルソン

森山周一郎、市川勇、川俣しのぶ、浅沼晋平、松澤仁晶
白井圭太、本橋由香、芝崎昇、小川武倫、安部康律
大浦理美恵、石田まどか、田畑智佳子、菅井玲、菅原由美
本村荘平、ポーター利南、畠れもん、ジュン・オコーナー
奥寺健(アナ)、小野まじめ、せんちゃん(クールポコ)
富岡有輝、小渕由樹、中丸明沙香、リンカオーエン
阿部あんじゅ、福井美奈弥

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