セレブと大貧民 脚本／徳永友一、田中一彦、古家和尚、樫田正剛 http://www.fujitv.co.jp/celeb/index.html

第11話 最終回拡大SP!!さよなら太郎・衝撃と感動の聖夜!!
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みんなで後藤田に一泡ふかせよう。
アリスは太郎の家にやってきて突然その事を告げる。
その為の方法とは、噂はあったが誰も見たことがないウラジー
ミルコレクションという伝説の宝。このオークションを開く
と言って誘い出し金を振り込ませようというもの。
偽の招待状を作り、偽の会場づくりをして、金を巻き上げよう
というアリス。

その頃、後藤田にも招待状が届くと郡司経由でアリスも宝を
欲しがっていることを告げる。

一方アリスは母・真紀子から本当に司をやっつけても良いのか
尋ねられる。そうは見えないという彼女。アリスは私にとって
何が大切なのか分かったという。しかし同時にロンドンの父親
の元へと行くことが決まってしまう。残りたいのならば残れ
ば良いと真紀子は告げるが・・・
その話を太郎は聞いてしまう。すぐにアリスの事が好きで
ロンドンに行かないよう引き留めようとするが言葉が出ず。
アリスが立ち去った後、これではいけないとして太郎は告白
しにアリスの元へと走り出す。そしてアリスらしき人を見て
アリスの事が好きだと告白するが、それはアリスではなく似た
様な服を着た幸子だった。幸子はそんな大事なこと間違って
言うなと告げ、私も太郎にそんな風に言えれば良かったとして
立ち去るのだった。
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後藤田を騙し、アリスが奪われた資産を取り戻すことが出来る
のか。

最後のシナリオは田中一彦さんが担当。

前回、前々回と凄いシナリオを見せられたものだから、流石に
細かいところにも気にならなくなった感じだが、多少突っ込み
たいところは存在する。

これまで金にシビアな生活をして登り詰めてきたであろう司が
こんな事で金を失うことになる滑稽さ。
オークションの会場とか雰囲気はそれなりに演出するも、それ
を演じているのが街の住民だったり、アリスの部下たちの三文
演技によって、実に下らない茶番劇になっている。

司が落札し、振込の場面で、
"もう少しで欺されるところだった"
というセリフを聞いた瞬間、苦笑してしまった。

PCに細工がして有り振込されたという事だけど、完全に詐欺
事件なんだけどね。子供たちの視聴するこのドラマにこんな形
で犯罪を刷り込んで良いのだろうかと。

郡司とメイドの大野緑が画策して、太郎の元へと行かせようと
する。ドラマを見ていて、花火の件もあまりの滑稽な展開に、
街の住民達が協力してアリスの本音を引き出すための偽の葬式
を出す為の演出だと思ってみていたのだが、本気で葬式を演出
していたという事実を見てズッコケた。

しかし相変わらず上戸彩は可愛い。
サンタのコスプレして登場したときは、萌え要素が満載。

人気芸能人が顔見せしているからこそ、完成度の高いドラマを
作って欲しいんだけど、日本の制作陣はどうもこの辺の感覚に
欠けてコメディ化させてしまう所があるよな。一言で言って
日本の制作陣は俳優を使うのが下手だと思う。

美田園アリス ……… 上戸彩 (世間知らずなセレブお嬢様)
佐藤太郎 ……… 上地雄輔 (ワーキングプア)
安田幸子 ……… 国仲涼子 (啓一の娘。)
後藤田司 ……… 柏原崇 (後藤田ファンド代表)
大野緑 ……… 三浦理恵子 (メイド)
公文晃 ……… 宅間孝行 (記者・パパラッチ)
江原まなみ ……… 中山恵 (ラブ・アリス従業員)
市井静 ……… 上野なつひ (ラブ・アリス従業員)

坂本丈二 ……… 田村裕 (鮮魚店)
坂本和樹 ……… 黒木辰哉 (鮮魚店)

美田園真紀子 ……… 若村麻由美 (アリスの継母)
安田啓一 ……… 山下真司 (居酒屋店主)
郡司康夫 ……… 風間杜夫 (執事)

佐藤一郎 ……… 清水優哉
佐藤二郎 ……… 小林海人
佐藤花子 ……… 北村燦來

田山涼成、キムラ緑子、酒井俊也、是近敦之、いとうあいこ
大須賀王子、澤口渉、猪爪尚紀、山崎崇史、染谷夏子
勢堂公大、金時むすこ、臼井英、小此木麻里、本田よしみ
水沢駿、黒木真耶、坂本三成、須田邦裕、赤坂美穂

陰山泰、髭男爵、北出真也、岩永智、蓮見陽介、齋藤一
青木一、松崎由香、須田邦裕、池田和歌子、臼井英
猪爪尚紀、黒木直耶、水沢駿、勢堂公大、伊勢田隆弘
後藤健、高槻祐士、雲省大輔

評価：★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)