打撃天使ルリ

脚本/徳永友一、高橋美幸

http://www.tv-asahi.co.jp/dageki/


第6話 悪魔の舞い!!そして…天使の死…


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ルリの家が襲われ両親が病院に運ばれる。
ルリは両親を巻き込んでしまった事に落ち込むが、更に
現場検証をしに彼女の家を訪れたのが刑事の佐々木である事
に驚く。任意の取り調べの中で、暴行魔の事は見ていない事
を告げ警察署を後にすると、佐々木に声を掛けられる。
彼女は先日の交際の件で佐々木に断りを入れるのだった。

一方、健一郎は唯に頼まれ訪れたマンションの一室で何者
かに打撃を喰らい気を失う。気がついたときには手足を縛られ
ていた。目の前には一人の男性・工藤真彦がおり、彼もまた
君と同じ打撃人類であると告げられる。私の拳が覚醒したの
だという。

ルリは会社を休み襲われて荒れている部屋を掃除していると
両親が病院から帰宅。父は最後までルリの事を守ってあげられ
なかったことを悔やみ、母は世間を賑わす暴行魔に助けられる
なんて信じられないといった表情。

健一郎は結ばれていた紐を解き脱出。すぐにルリに連絡を入れ
唯の家に集合する。そこで健一郎は打撃された事実を告げると
唯は静かに口を開いた。
彼は悪に支配された打撃人類であり、私達とは対局の関係に
あるという。被害者が出る前に倒さないといけないことを
悟るのだった。
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いよいよ終盤。っていうか来週が早くも最終回。

色々と説明が為されるわけだが、何故打撃人類が生まれたとか
何故ルリにその力が備わったとかイマイチ納得できるものも
なく、世間が打撃人類の事を暴行魔と称している為に、どうも
本物の暴行魔や犯罪者との見分けが付きづらい感じが相変わらず
漂っている。

対局にいる悪の打撃人類が目覚めてしまったわけだが、善の
打撃人類は三人もいるのに、何故悪は一人しか居ないのかとか
健一郎は打撃されたにもかかわらず、何故無事なんだろうかとか
色々とツッコミ処も多い。

ドラマとしての一つのポイントは親子の関係にある感じだなと
唯と父の関係、ルリと両親の関係、そして健一郎が打撃に目覚
める事になる両親との話しを見て思う。
そして神取もまた犯罪者によって家族を失った感じだが、それが
悪の打撃人類による仕業だったのかな。

唯が父親のことを信じたい気持ちは分からないでもないが、
モーションに入った時点で信じる気持ちを前面に出さず、もう
少し別の形で信じている気持ちを出しても良かったのではないか
と思う。

小峰ルリ ……… 菊川怜
相馬健一郎 ……… 遠藤雄弥
小峰咲子 ……… 石野真子
小峰誠 ……… 升毅
神取祐司 ……… 池畑慎之介
佐々木達也 ……… 池田努
柚川麗美 ……… 中山恵
水上礼奈 ……… 木内晶子
森崎潔 ……… 小須田康人
本吉由香里 ……… 永池南津子
葛谷美里 ……… 能世あんな
謎の少女・唯 ……… 沢木ルカ

guest
工藤真彦 ……… 大浦龍宇一
幼い頃の健一郎 ……… 山内翔平

五味良介、水谷悟、森永竜矢、山村賢、河野達郎、平山恵理
秋本つばさ、松浦愛弓、花田奈美

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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