打撃天使ルリ

脚本/徳永友一、高橋美幸

http://www.tv-asahi.co.jp/dageki/


第7話 愛をこめて…今夜、最後の戦い!!


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ルリと健一郎は指名手配を受ける。
神取率いる警察の部署では、佐々木達也の居場所を探る。

一方達也はルリと健一郎を連れて彼の別荘へと連れてくる。
どうして二人を匿うのか? 私が駆けつけたときは倒れていたの
で現場を見たわけではないという達也。ルリは自首するという
が達也はあくまで彼女が打撃した本人だとは信じられない
表情を見せる。
そんな達也の元に神取から連絡が入り、一旦警察署に戻る事
になる。達也は警察署内部に二人を執拗に狙っている人が居る
事を告げ注意を喚起する。

一方神取は部下の柚川麗美に拳銃を手渡し、佐々木がおかしな
行動を取ったらこれで撃ち殺せと告げる。犯罪者の肩を持つ
など人間の屑であるという神取。

署に戻る達也は柚川と鉢合わせする。達也は神取の居所を探す
が出払っており居ない。柚川から何をしていたのか責められ、
貴方のしていることは信用できないと告げられる。神取と会った
後全てを語るという達也。
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全く意味が分からないままドラマが終わってしまった。

神取が犯罪や暴力を憎むのは分かるのだが、ルリに固執して
いる理由がよく分からず、ルリが打撃の中に正義なのかどうか
を思い悩む意味もドラマの流れを見ている限りでは、的外れ
という気がしてくる。

警察の無能さを暗に批判しているのかも知れないが、神取や
柚川が意味を拡大して佐々木にまで銃の引き金を引く意味が
何処にあるのか、全く説得力がない。

村上という名のサラリーマンが出てきたが、あまりに不自然な
行動に驚き。この人何のために出てきたのだろうか。打撃を
封印した打撃人類たちを挑発するためばかりに出てきたとしか
思えないエピソードだ。

理不尽な暴力に嫌悪感を示すのは悪くないのだが、ルリたちの
している事は理不尽なものなのか。マスコミや世間の反応が、
暴力という事実ばかりに視線を集中させ、本当の犯罪者に対し
て何の批判の声も上がらない所が不自然だ。

打撃に支配されていたのかも知れない、人を憎んではいけない
というセリフは、どのシーンに掛かっているのかもよく分から
ず、見ている限りルリは打撃の力に魅了されている姿は無いし
人を憎んでいる様子も全く見られない。

結局打撃を受けても、心の中の悪の部分が抜け落ちるだけで、
別に害は無いものではないのか?

最後にルリたちが失踪のような状況になっている所も全く
状況が見えてこず、原作を読んでいる人たちばかりが興味深い
話になっているのかなと思う。

小峰ルリ ……… 菊川怜
相馬健一郎 ……… 遠藤雄弥
小峰咲子 ……… 石野真子
小峰誠 ……… 升毅
神取祐司 ……… 池畑慎之介
佐々木達也 ……… 池田努
柚川麗美 ……… 中山恵
水上礼奈 ……… 木内晶子
森崎潔 ……… 小須田康人
本吉由香里 ……… 永池南津子
葛谷美里 ……… 能世あんな
謎の少女・唯 ……… 沢木ルカ

guest
村上 ……… 小林すすむ
女子高生 ……… 佐野夏芽

河野達郎、黒濱優至、平山恵理、高本惠理、山内翔平
五味良介、秋本つばさ、深寅芥、水谷悟

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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