エジソンの母 脚本／大森美香 出演／伊東美咲、松下由樹、坂井真紀、谷原章介、杉田かおる 細田よしひこ、田中要次、上村香子、清水優哉、伊藤正之 堀部圭亮、山中聡、安田顕、加藤康起、小林俊、伊藤もなみ 松岡由美、中沢きいこ、野沢和香、阪田マサノブ、色羽紫 村中暖奈、山田果琳、鈴木裕太、太田力斗、鏑木海智、吉田翔 小林三起、山村貴治、福本晟也、矢内龍之介、藤崎直 阿部考将、阿久津賀紀、上妻成吾、岡亮、長谷竜也、山上夏蓮 郷田芽瑠、松藤愛奈、小林明音、柳川優佳、鴨下明美、新志穂 うらん、本間友紀乃、笠菜月、勝沼美紅、岡島花保、福原遥 http://www.tbs.co.jp/edison-mama/

第5話 子供の絵を良い絵と悪い絵に分けるフシギ先生

学校の図工の授業に「楽しかった事」をテーマにした絵を
描くことになる。賢人は母親と旅行した秋田での雪化粧の
景色を描く。その絵をたまたま学校に来ていた美術評論家の
松平喜代美が精査すると論外だと一蹴する。
そして生徒たちの描く絵を次々と良い絵と悪い絵として
選別するように評価し始める。その事を知った保護者達は
学校に抗議しに来る。

珍獣・賢人の話しは端に追いやられてしまった。

今回は絵画などの評価しづらい授業に対して、どのような
教育方針で挑めばよいのか、教師としての苦悩と保護者達の
思惑が面白いようにぶつかり合う話しだった。

本音を漏らす教師という事で規子に肩入れしたくなる様な
内容ではあるが、確かに保護者の前で自信が無いなんて
言って良いものだろうかと考えさせられる。

花房ママのフォローも凄いもので、明らかに規子の事を未熟な
先生であると認識している。天然で悪気はないのだろうが、
流石にその言葉を聞かされた本人は凹むのは必至だ。

美術評論家の松平喜代美の評価に対して抗議しに来る青柳玲実
ママだが、抗議する内容が子供の絵に対して幻滅するような
評価を下すことに対してではなく、自分の娘の評価が悪い事に
対する単なるクレーム。教育方針に対しては賛成のようなので
なんでいちいち出しゃばり出てくるのか理解しづらいものが
あるな。

美術評論家の先生が悪者に思えるドラマだが、この先生が言う
ような指標が無いと、日本人の多くは判断に困るのが現実。
体罰についての定義など未だに手を拱いている教育の現場が
有ったりするし、日本人は曖昧な表現に対して自分自身でその
答えを見つけていくのがとことん下手な民族だと思う。

天才・加賀見の旦那登場。
でも頭が悪そうな気がするのは、某月9ドラマのガリレオ先生
と同じく、場所をわきまえずメモを取ること。常日頃から
メモ帳くらい持ち歩きなさいと小一時間。

今回の珍獣のどうしては、同じく珍獣の美術評論家との対決に
よって相殺された。これまでの「どうして」は明らかに好奇心
によるものだったが、今回のどうしては、好きなモノを傷つけ
られたが故の仕返しのような意味のようにも見えて、微妙な
ものが存在する。

guest
大杉漣、山田梨紗、片桐はいり、渋谷亜希、若狭勝也、川本裕之
向井政生

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