第7話 永遠にパクパク鳴れ!幸せの防犯ベル
小学校では文部フェスティバルが開催されることになる。
赤ずきんの劇が良いと生徒からリクエストを受けるが、
残酷な描写があるために禁止だと言われてしまう。
一方この日、花房賢人の件で43通もの苦情のメールが届いた
として教育委員の織田が学校を訪れていた。
加賀見と規子はあおいを呼び出し事情を話す。
その事を受けてあおいは賢人に、今の楽しい環境を提供して
くれているのは先生や友達が賢人の事を大事に扱ってくれて
いるからだと言い、賢人にもみんなの事を今以上に大事に
する事を言って聞かせた。
大事な用事が有ったとしても、閃きが有った瞬間、その場を
飛び出し発明に没頭してしまう花房賢人。
今回はそんなシーンが2度も有ったが、「どうして」攻撃に
よって先生を困らせなかった分、随分と大人しめな感じにも
見えた。
シオらしくなる花房賢人はドラマとして如何なものかという事
になるが、今回から登場する教育委員の織田の存在によって、
逆にその大人しさに何処か安心してしまう。
秋田での出来事が描かれた。
東京に出てきて初めて賢人が楽しいと思える環境に巡り会った
という。そんな生活を壊したくないからこそ、今回は母親の
言うとおり、みんなの事を考えて行動を起こしたのではないかな。
「赤ずきん」の劇は少々分かりづらさと微妙なニュアンスが
混在しており小学生が考える劇というよりも、大人が考えた
感じがありありと出ていた。この話しを劇の流れで理解するには
難しい物がある。
また防犯ブザーの件もちょっと脚本家の意図するところが
細かい気がする。
この調子でいけば、学校に留まれるのでは無かろうか。
guest
森口瑤子、小川奈那、玄學悠子、おがわじゅんや
長江英和、大鷹明良、宮崎京、汐見吏沙
評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)