学校じゃ教えられない! 脚本／遊川和彦 http://www.ntv.co.jp/gakkouja/

第8話 どうしたら愛は届くの?

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校門の前で荷物検査をしていた影山の前で、思わずズボンの
中に隠し持っていたTバックを落としてしまう叶夢。
男子部員の全員、そして舞が呼び出され、何故そのようなもの
を持っていたのか問われる。答えることが出来ないでいると
生徒会の女性達が、叶夢たちが陰で話していたことを暴露して
しまう。"社交ダンス部に入ったら舞が生徒達にそのTバックを
はいているところを見せると約束していた"という。
その事実が一斉に広まり、HPにも保護者達から苦情の書き込み
で溢れていた。影山は校長に対応を迫る。

取りあえず処分が決まるまで舞は自宅謹慎。ダンス部の活動は
活動禁止になる。女子部員から男子たちのせいで部が滅茶苦茶
だと責められ何も言い返せない男子達。止めに入る舞も裏で
男子達にご機嫌取りをしていたとして責められることになる。
それでも部が無くなるのだけは嫌だと主張するのは瞳だった。

このままではみんなバラバラになる。
瞳の元に真行寺がやってきてこの機会に生徒会に戻らないかと
言われる。部に男子生徒を入れたのがそもそもの間違いである
という。

舞は影山に改めて部の存続を直訴するが、取り合ってもらえず
同じ教師からも睨まれる。帰る際に自転車にも嫌がらせの
張り紙がしており、高校時代にハブられた時の事を思い出す。

もう教師を辞めて転職すべきか。舞は居酒屋に立ち寄り、ジョ
ッキでビールを浴びるほど飲み干す。そして学校に立ち寄り、
大声で叫ぶ。その姿を見ていた校長から止められるが、舞は
校長に悪態を付き絡む。よろけて校長に抱えられたとき、舞
は思わずキスしようかと迫る。その姿を生徒会の生徒達に
写真に撮られ、事態は最悪の方向へと動き出す。
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Tバックが見つかったことにより、社交ダンス部の存在が危うく
なり、相田舞も学校から追い出されようとしている。果たして
どんな作戦でこれら逆境を覆していくのか。

これまで舞がダンス部に拘る理由が描かれていなかったけれど
今回それが描かれた。それどころか学生時代の舞と影山の
関係が描かれたり、ダンス部に書かれた舞のメッセージの意味
が分かったりと色んな要素が存在している。

冒頭から男性の馬鹿っぽさが良い意味でよく現れていて面白か
った。
Tバックを持っていた事により、男性陣は女性に不信感を持たれ、
それぞれの相手から持ち物を調べられたり、舞よりも私の方が
本当に好きなのか問われてみたり。

きよしのロッカールームからエロ本が沢山出てきたけど、普通に
考えると絶対に有り得ないのだが、なんとなくこれまでの流れ
を考えるとそれも有りかなと思わなくもなかった。

舞の過去が語られた。
今の明るいキャラクターからは考えられないような壮絶な人生
を送った高校時代。社交ダンス部を自分の学校に持ち込もうと
したばかりに生徒たちにハブられてしまうわけだが、舞ちゃん
がいた頃のこの学校って女子校だったのではないのか?

ビールをがぶ飲みする舞ちゃんの愛らしい行動と、頭部からの
カメラアングルが微妙ないやらしさを醸し出していて、ビジュ
アル的にも最高の内容である。

何と言ってもドラマのメインは、舞が生徒達一人一人の事を
語る姿と、最後に臨時保護者会の前で自分たちが舞に誘われ
ダンス部に入った事により、どのように生活や人生が変わった
のかを描いたシーンだ。前者は生徒達を見守る先生の教師愛
が色濃く表れていたし、後者はまるでこれまでの展開の総集編
ともいうべき、これまでやってきたことを口で語るような展開
になった。
その主張の中に愛の必要性を描いてみたり、友人や家族の
存在を描いたりと、とてもハートフルな内容で、更には校長
の価値観を覆すような舞の存在感を上手く抽出するような
話になった。

影山の娘が出てきて社交ダンス部に入るのかなと思わせ
たけど、一人男子が足りないので無理だよね。っていうか
これ以上多くなると、あの部屋では決して踊れない。今でも
沢山ぶつかりながら練習しているからね。

相田舞 ★ 深田恭子
氷室賢作 ★ 谷原章介

横山永璃 ★ 仲里依紗 (叶夢とペア。情熱的)
水木一樹 ★ 中村　蒼 (瞳とペア。叶夢が好き)
成田静也 ★ 前田公輝 (レイとペア。ナルシスト)
見城　瞳 ★ 朝倉あき (一樹とペア。弟たちの面倒が大変)
稲井信太郎 ★ 法月康平 (真帆とペア。姉が恐い人)
鈴村レイ ★ 加藤みづき (静也とペア。潔癖性)
長崎きよし ★ 柳沢太介 (可奈とペア。ムッツリスケベ)
亀田真帆 ★ 夏目　鈴 (信太郎とペア。陸上部に入りたい)
西川叶夢 ★ 森崎ウィン (永璃とペア。楽天的)
吉澤可奈 ★ 柳生みゆ (きよしとペア。勇気が無い)

影山盟子 ★ 伊藤　蘭 (校長代理)

真行寺夏芽：三浦葵 (生徒会)
越川：近藤あゆみ (生徒会)
金城：青山桃子 (生徒会)

仲里依紗さんのblog
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夏目鈴さんのblog
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朝倉あきさんのblog
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guest
影山トモヨ : 夏未エレナ

結城さなえ、山崎潤、あがた森魚、梅田慎太郎


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