ギラギラ 脚本／荒井修子 http://giragira.asahi.co.jp/

第7話 最終章!!暴かれた秘密

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桃子は公平の秘密に気がつき始めていた。
公平の決断は必ず誰かが傷つく。そんな公平の元に桃子の兄・
田平博が訪れる。彼はホストを辞めなければ妹と別れろと離婚
届けを手にしてくる。家族か店の仲間なのかを選ばないと
いけない状況になる。兄は桃子を傷つけない為にも改めて
ホストをやっている事を言わない事を念を押し、バレで一番
気がつくのは娘の織江だとつげた。兄はまともな昼の仕事に
付くために公平に仕事の話を持ってくる。一週間後に面接を
行うため、必要な資料を揃えて面接に備えろと告げる。

その話しを聞いていた有希はこれ以上公平に頼らなくても
店の方は大丈夫だと語る。

堂島文治は新宿アトラス会を六本木にも作る事を宣言する。
アトラス会とは堂島のホストクラブ制圧組織で、逆らう店は
暴力でねじ伏せるというホスト業界の魔の巣窟と言われる組織
だった。高額の上納金を収めさせて、自分たちの経営方針を
貫かさせる。
堂島はその仕切りを大成に任せると告げる。それまでに六本木
の店の成果を期待すると念を押した。

一方公平に妻子が居ることがホストたちにばれてしまった事で
改めてみんなに事実を告げ謝罪する。店を辞めたりしないでくれ
と懇願するホストたち。しかし有希は誰かが抜けたらその穴を
奪い取りNo.1を掴むくらいの気構えがホストには必要だと一括
する。

公平が帰宅すると桃子は兄が公平の職場に行ったことを知って
いた。しかしホストクラブに来たのではなく工事現場に来た事
になっている事に安堵の表情を見せる。真実を話して家族を
傷つけることも出来なければ、店も見捨てることが出来ないと
して公平は悩むことになる。
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公平は家族を取るためにホストの仕事から足を洗う事を考える
が、度重なるリンクのピンチに、仲間を見捨てることが出来ず
駆けつけるという展開だった。

結局嫌がらせの方法が毎回似たようなヤクザまがいの男を
送り込んで営業妨害するだけという事で、流石にストーリー的
には食傷気味。
ホストの仕事や接客に対する言及から、リンク全体の存続を
賭けた抗争の話になっている事もあり、公平以外のキャラクタ
ーが全く目立たなくなってしまった印象だ。

新しくやってきたカズマという男が大成に捨てられた息子の
様で、大成討伐の為の最有力キャラクターとなっているが、
結局大成を叩くのではなく大元である堂島文治を叩かねば、
一時凌ぎの事のようにも思える。

有希の態度は公平と同じで利益ではなく来客してくる女性の
事を一番に考えるという立場を貫いている訳で、視聴者にも
感情移入させようとしている訳だが、やはりホストという
職業柄微妙な雰囲気が漂うのも確かだ。
途中で焦臭い公平の元上司がホストをボロクソ叩いたシーンが
有ったが、ここまで責められるとホストの立場ではなく、公平
たちの事を擁護したくなるけどね。

結局家族が満足して、リンクを存続させる方法は有るのか。
次週最終回。そろそろ飽きてきたのでこの辺が限界かなという
感じ。でも最後の佐々木蔵之介のギラギラしているというシーン
はなかなか迫力が有って良かった。

七瀬公平（36）・・・佐々木蔵之介
園部有希（40）・・・真矢みき
七瀬桃子（33）・・・原沙知絵
翔児（21）・・・三浦翔平 (ホスト)
美波優奈（24）・・・芦名星
市河健太（21）・・・佐藤智仁
深見久明（44）・・・田中要次
堂島文治（60）・・・平泉成
神宮寺麗奈（48）・・・古手川祐子
葛城大成(45）・・・石橋凌
七瀬織江・・・山田萌々果

イーグル（23）・・・五十嵐隼士 (ホスト)
影士（26）・・・阿部力

ホスト
裕樹・・・崎本大海
アキラ・・・桜木涼介
冬真・・・夕輝壽太
レオ・・・松下幸司
朔夜・・・CHIKARA
健・・・ユージ
蓮・・・松本寛也
涼・・・長町太郎
心・・・中村龍介
葵・・・野崎剣人
奏・・・有川良太
春希・・・鹿内大嗣
陸斗・・・西山宗佑
秀吉・・・佐藤智仁

田平博・・・山崎一
カズマ・・・和田正人

南周平、諏訪太朗、偉藤厚次、小島康志、建みさと、河野由佳
加藤トモヒロ、指宿豪、宮下ともみ、安間千紘、水沢駿
松浦紗知子、三国由奈、嵐優子、香月ケイ、田中杏、仲松秀規
榎亮太朗、末高斗夢、来栖聖樹、寺澤柊、頼朝、神谷忍
藤崎蓮、永遠、いろこい怜、TAKA、秋人、ドレミファ天海
藤崎賢壽、黒木圭介、我妻城、立花遼、赤坂朋一

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)