ハチワンダイバー

脚本/古家和尚

http://wwwz.fujitv.co.jp/81/index.html


第8話 ついに鬼将会へ!イケメン芸術家兄弟の過激世界へようこそ


里花が何者かに拉致された。
それと同時に鬼将会のメンバーである・みさきが表れ、彼女
が会場まで案内するという。連れて行かれた先は、先日大金
の賭け将棋を行い警察に検挙された場所。
そこには芸術家兄弟としてマスコミを賑わせている春日兄弟
が待ち受けていた。二人によって歩美は突然猛毒を飲まされて
しまう。そして何を思ったのか相手の二人も自ら毒を飲み出す。
勝負に勝てば解毒剤を与えるという彼らは、最高にスリリング
な真剣勝負をするための措置だという。命を賭けるだけの
目的があるというのだが...。
まずは中静そよが弟棋士・智也と戦うことになる。

ドラマの流れとして、主人公と対峙する相手は徐々に強く
なっているハズなんだけど、一話で勝敗が決してしまうと
それらの意図が全く感じられず、色物系であるキャラクター
の特徴が随分と不利に働く感じ。
特に今回は二回(二人)の勝負があり、二つの勝負が一度で
処理されるものだから、弱さばかりが目立つ展開だった。

正直勝負も面白くなければ、展開の波がワンパターンであり
面白みを感じない。色々と映像表現で退屈さ加減を紛らわせ
ようとしたり、色んな表現を使って盛り上げようとする意図は
分かるが、逆に寒々しく感じる。

何故真剣師同士が戦うのか。
特に鬼将会はプロに勝つことを目的にしているにも関わらず
アマチュア相手にかなりの横暴さ加減を繰り返している。
今後その辺の説明がなされるのか気になるところだし、
鬼将会さえ横暴を広げなければ、そよらが戦う意味も全く
感じない。

今回は殆ど将棋の形を紹介するばかりの勝負展開だったし、
将棋の崇高さを訴える割りに、自分たちこそが一番将棋を
汚した行為を繰り広げているところが何とも言えない所だ。

最後の菅田歩美が鬼将会である理由も、今後語られるの
だろうか。

菅田健太郎 : 溝端順平
中静そよ : 仲里依紗
六車里花 : 安田美沙子
角田吾郎 : 伊達みきお
飛鷹安雄 : 富澤たけし
月島みさき : 木下優樹菜
鈴木歩人 : 小日向文世
月島文郎 : 渡辺哲

菅田歩美 : 大政絢

春日智也 : 忍成修吾
春日京介 : 袴田吉彦

池田秀一(ナレ)、照井宙斗、上大谷優、庭野結芽葉
長谷川ほまれ、中江友紀、石田朋子、灰谷えみ、柴田千紘
永井麻央

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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