ホカベン

脚本/阿相クミコ、浜田秀哉、九茂周
脚本監修/秦建日子

http://www.ntv.co.jp/hokaben/

第2話 親子を救うたった一つの法律

傷害事件を起こした池上享子に接見した後、灯に接触する
人物がいた。彼は名刺を差し出し、和彦側の代理人・浜田真司
だという。灯は問題は和彦側に有り、彼はDVの加害者である
と告げるが、逆に浜田からは享子が加害者であり、全治一ヶ月
の怪我を負った事を告げ、1000万円の示談金を要求してくる。
実刑を免れるためには、被害者の嘆願書が必要である為、
次回に会うときまでに示談金の金額を提示してくれと語る。

今回は前回の解決編だった。
この調子で2話を一括りにして物語が展開していくと見やすくて
面白いと思う。

さてドラマは行き詰まった灯が、どんな方法で事態を急転させ
ていくのか。

杉崎忠志のアドバイスはただ一言。
「法律は武器。使えば楽勝だ」という。

私はもっと奇策が有るのかと思ってみていたのだが、灯が
とった策は結局の所、依頼人が自ら語ることを拒否している
事を変わりに言っただけだった。

なんとなく池上享子の気持ちを無視した行動にも思えた
けど、クライアントが求めているのは裁判に勝つこと。
そして今回語っていた武器のための法律とは、戸籍法107条に
あるって事なのだろうか。

相手の代理人にDVの事実を訴えたり、性的虐待の事実を語っ
ても、軽くスルーされた辺りが、なんとも言えない。
人間としての倫理観と弁護士として難儀な一面が垣間見えた
瞬間だけど、依頼人の利益を考えると当然の行動なんだろうね。

裁判は勝つことが重要なのか、それとも真実を明らかにする
事が大切なのかよく問われることだけど、なんとも難しい
問題です。

あと依頼人の子供を預かったりして大変だね。

でもこれで灯もミッション・コンプリート、LEVEL UPだす!

堂本灯 - 上戸彩
杉崎忠志 - 北村一輝
片瀬 理一郎 - 加藤成亮(NEWS)
工藤怜子 - りょう
倉木しおり - 戸田菜穂
吉川瑞穂 - 中山恵
堂本美代子 - かとうかず子
森岡哲夫 - 大杉漣
財津正人 - 篠井英介
浜田真司 - 石丸謙二郎

guest
池上享子 - 富田靖子
池上和彦 - 阪田マサノブ
池上真希 - 石井萌々果

永井浩介、谷本一、滝佳保子、山野海、奥田由美、伊藤芳則
安澤千草、松浦愛弓、ミッキー・カーチス、佐々木勝彦

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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