警視庁捜査一課9係 (第3シーズン) 脚本／深沢正樹 http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari/

第4話 時給五万円の殺人

兄の和樹に正式に倫子の事を紹介する直樹。
兄は改心し日本で商売を始めるという。
一方芝園の廃ビルの再開発が進められていた。反対住民の抗議
も有り工事の日程は遅れ気味。土地の所有者であり不動産会社
の社長・水橋真知子は下請けの滝川に工事を急ぐよう指示する。
そんな中視察に訪れていた廃ビルに女性・後藤加奈の遺体が
見つかる。遺留品から17歳で歌手を目指していた事が分かる。
死因は注射痕から覚せい剤だと思われ、注射器が無いこと
からも何者かに打たれた可能性が高い。

事件としてはそんなに難しいものではなかった。

殺された後藤加奈とは友人だったという林あゆみ。
そんな彼女の存在が明らかになったと同時に事件は解決したも
同様な事件。

冒頭から何気に語気を荒げて部下を使う水橋真知子という
胡散臭い女性の態度が気になっていたが、下請けの男が
犯人かと思わせて、実は部下だったという事件。
ただホクロを臭わせたところで、部下の坂巻しか居ない感じ
だったね。

殺人事件に関しては特に言及するほどの事件でも無かった。
このシリーズに入り、殺人事件以上に人情的な一面が
加味されて、事件自体は希薄化しているような気がする。

矢沢がかつて検挙したことのある林あゆみを更生させる
という要素の方がより力が入っていた内容かも知れない。

林あゆみを演じていた山本ひかるがとても可愛かったのが
収穫。アミューズの子ですね。
http://www.amuse.co.jp/artist/yamamoto_hikaru/

あと警察官の態度も気になるこの頃。
人権を無視して取調中の犯人を殴るのはお約束になりつつ
有るが、捜査の過程で小宮山志保が鷲尾に対して、あなたの
価値観や常識は普通ではないと語ったり、所々で嫌な奴
を見ると悪口を叩いたり、高圧的な態度で接している現状が
有る。殴ってきた不良青年たちも捕まえようとしなかったり
やや倫理に欠けるところでは有る。

加納 倫太郎 - 渡瀬恒彦
村瀬健吾 - 津田寛治
小宮山志保 - 羽田美智子
矢沢英明 - 田口浩正
青柳靖 - 吹越満
浅輪直樹 - 井ノ原快彦
石川倫子 - 中越典子
宮原礼二 - 金児憲史
安西つかさ - 浅見れいな
矢沢早苗 - 畑野ひろ子
垣内妙子 - 遠藤久美子
夏樹理沙子 - 加賀美早紀
神宮司桃子 - 名取裕子
浅輪和樹 - 豊原功補

guest
坂巻昇 - 上杉祥三
水橋真知子 - 長野里美
林あゆみ - 山本ひかる
後藤加奈 - 鉢嶺杏奈
鷲尾秀樹 - 村杉蝉之介
滝川晴雄 - 伊藤正之

牧村泉三郎、遠藤要、篠原功生、朽木正伸、小松未可子
笠原彩音、浜田大介、保科光志、吉本信也、永井裕久
北郷良、萩原暁、西勝友則、濱崎晋丞

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)