無理な恋愛 脚本／岡田惠和 http://www.ktv.co.jp/muri/

第6話 彼女の母が来た!

私がそんなにかわいそうに見えたのか?馬鹿にしないで。
正午はかえでを傷つけてしまい決別宣言を受けるが、
それを見かねた秘書の祥子が何とかフォローの手を入れる。
かえでは一連の顛末を律子に話す。
律子は逆にあっけらかんとしたもので、逆にお礼をしたい
くらいだという。そして自分の気持ちを相手に気づかせない
様に優しく見守ってくれていたとして、正午の態度を賞賛
する。しかし男性として見ることが出来るのかはまた別問題
であると語った。
そんな中、かえでは母親・秀子が上京してくる。
そして不躾にチャッピーに会わせるよう娘に要求する。

いやぁ面白いね。
正午の苦悩、かえでの苦悩が面白く描かれている。

正午は完全に諦めモードだ。
かえでとの関係も切ないが、実の娘との間との葛藤もドラマ
では面白く描かれている。少なくとも娘は正午にすり寄って
来ている信号を発しているが、元妻に現実を見ろとハッキリ
言われる。そんな中で娘に対してどんな態度で対面すれば
良いのか。オーディションの最終面接の際、うつむく正午と
緊張した面持ちで正午を見ている朝子のシーンはなんとも
言えない。

一方かえでの苦悩も一筋縄ではいかない。
この恋愛が無理であることはドラマの中でも主張している
通りだが、それでも尚周りの人たちは立木の人間性を高く
評価している。母親が好きな人物。ただそれだけなのか。
自分たちのわがままに付き合い、貸し切りでライブまで
快く開いてくれる立木の人間性が今回も遺憾なく発揮されて
いる。

しかし小川光代と長野秀子が顔見知りだったという設定は
ちょっと強引過ぎ。

立木正午 - 堺正章
長野かえで - 夏川結衣
東海林龍彦 - 徳井義実(チュートリアル)
水田一郎 - 福田充徳(チュートリアル)
田代和也 - 永田彬
小川圭介 - 尾美としのり
門田祥子 - 青木さやか
矢代文平 - 田中圭
久保律子 - 鈴木砂羽
小川朝子 - 小嶋陽菜（AKB48）
姫野まどか - スザンヌ
ケンちゃん - ムッシュかまやつ
小川光代 - 夏木マリ
菊原 - 坂口憲二

guest
長野秀子 - 高畑淳子

ZUKAN、境浩二、とろ、古山慎祐、長澤真也、野場慎司
浅田慶輔、渡辺林太郎、竹村公考

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)