ネコナデ (2008年1月期・テレビ埼玉・金曜21時) 監督：亀井亨 原案・脚本：永森裕二 脚本：亀井亨、松野出、野澤弘之、俵法子、高橋悠 製作：永森裕二、間宮俊二、関佳史、松本宏、青柳洋治 プロデューサー：波多美由紀、細井俊介、江副純夫 小川貴史、陣汰朗、森角威之、比留間明花 音楽：野中“まさ”雄一 http://nekonade.info/tv/index.html

第3話 人生の辻褄は、ずっと後から合ってくる
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汰朗は公園の捨て猫を飼うことにする。
医師からは責任が持てないようならば飼ってはいけないことを
言われるも、汰朗はそれを理解しつつ飼うことにする。ネコの
名前はトラと名付ける。
しかし汰朗は家族には話すことが出来ず、書斎に一晩隠して
置いて、翌朝会社へと連れて行く。
会社に行く途中にペットショップによると、市村景虎から猫用
のペットの餌を購入する。マグロやカツオの餌など色々と有っ
てどれが良いのか分からなかった汰朗。猫缶が便利で良い事を
言われてとりあえず購入する。
ショッピングモールの人の居ない遊具の中でとりあえずネコに
朝食を与える汰朗。ネコの居場所を探さねばならないと頭を
抱える。

そんな中、部下の金井から研修に空き部屋が出来た事を告げ、
ウィーンリーマンションなのでキャンセルすれば精算してもら
えることをきく。しかし汰朗は、自分がその部屋で残業をする
として、彼女から鍵を借りる。完全に職権乱用だったが、汰朗
には不思議と罪悪感は無かった。

二週間の研修が開始される。
金井から色々と研修についての説明がある。
新入社員の山本彩香は、地方勤務者でも研修によっては本社
採用に変わることはあるのか?と尋ね、神崎江美は歌唱訓練と
は自分の好きな曲を歌っても良いのか?と尋ねる。菅沼君子は
夜間のトレーニングで40kmも行軍は出来ない事を告げる。
しかしそれらの質問を全て一蹴する汰朗。山田亜佐美は、さっき
から殆ど強制にしか聞こえない事を告げ、意見は聞いてはもら
えないのか?とするが、人間は偏見で出来ているのだとして、
話は聞かない事を告げる。
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ネコを飼うことになった汰朗は会社が借りているウィークリー
マンションを秘密の部屋として飼うことにする。
二度と動物は飼わないと誓っていた汰朗だが・・・

過去の回想シーンは、「くろねこルーシー」なんかに比べると
とても上手い挿入のされ方をしている。

ただ基本的にネコに対するハウツーものの色も多く出ているし、
ネタ的にはシリーズものの他のテーマと似ているものは存在
する。

今回は我が儘な存在である、ネコと新入社員の違いは何かを
汰朗は考えていく。
まるでロボットでも有るかのような主人公だけど、ネコと接する
姿を見て安心させられる部分も有るし、自分の子供に対して
は、結構気遣っている姿が有る。

ネコを飼っている事がバレた時にはどういう波紋が起きるのか。
そして何故自宅で飼いたいと言えないのかが気になる。

学生時代に飼育委員をしていたようだけど、あの鳥は親によって
食べられてしまったという事なのか。