オー!マイ・ガール!!

脚本/武田有起(1)(3)、高橋麻紀(2)、白石まみ(4)

http://www.ntv.co.jp/ohmygirl/


第4話 パパの試練!!叱るって何?火事で愛情ビンタ


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朝から企画の提出が今日までなのに何のアイディアも無い
耕太郎は焦っていた。そんな時にも杏からはお気に入りの服
を洗ったせいで短くなってしまったと耕太郎を非難する。
子育ての大変さを実感する耕太郎は、その時「オトコの子育て
大研究」というテーマの企画を考えついた。

早速耕太郎は子育てについて研究している教授の元へといき
パパ度チェックなるものを教えてもらう。
仕事が一段落し編集部のみんなで酒を飲むとき、オトコの子育
てが話題の中心になる。一方安野は息子・ノゾムの迎えが有る
として一足早く飲み会を抜け出し子供の迎えに行く。

カリスマパパ・弘道お兄さんから子育てについて話を聞く。
最近の親は親になりきれていない傾向にあるという。特に
マナーを破る子供のことをきちんと叱れない親が多いとの事。
叱っている親でも子供の為を思っている人は少なく、子供の
事を真剣に考えている人は少ないのだという。時には叩くこと
も必要で愛情と理性を持って本気でぶつかることの必要性を
聞く。

安野にテーマの執筆のために一日体験パパを演じるために
ノゾムを借りることにする。ノゾムは父親が欲しかったことも
有り大喜び。しかしこれを不服に感じている者が居るのだった。
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本当の親となるためにはどんな条件が必要なのか。

大人の世界で育っている杏にも子供らしい一面が見られて
可愛らしかった。

弘道お兄さんの話から、最後は愛情を持って耕太郎が杏を
きちんと叱るであろう展開は自明の理だったけれど、
参考となるべき安野にも色々と落ち度があったりして
なかなか面白かったと思う。

ただ杏の事を無視してノゾムと戯れる耕太郎という構図が
如何にもわざとらしさが出ていたし、この行動によって
杏が嫉妬するであろう事も予想できたので、意外性らしき
ものは全くなかった。

理想の親を安野の中から見てそれを学ぶ耕太郎。
しかしそんな安野も子供の事にかかりっきりになると周り
の事が見えなくなり、日常生活に支障をきたしてしまうと
いうことで、耕太郎と持ちつ持たれつの関係になっている
ところが良いね。

ドラマとしての興味は、どの段階で耕太郎は杏の事を叱る
のかという事か。そしてその時どういうシチュエーションを
用意しているのかという事だと思う。
流石にボヤの件はやりすぎたけど、親を困らせて自分の存在
感をあぶり出そうとする心理が上手く表現されていたのでは
無いか。

でも杏は我が儘を言っている時の方が似合うね。

山下耕太郎 (24) ◇ 速水もこみち
藤 峰子 (23) ◇ 加藤ローサ
安野真貴子 (29) ◇ ともさかりえ
石田 健 (30) ◇ 岡田義徳
桜井 杏 (6) ◇ 吉田里琴(子役)
渋谷加恵 (42) ◇ 高橋ひとみ

渋谷裕太 (14) ◇ 入江甚儀
篠宮睦美 (22) ◇ 篠原真衣
平川 敦 (27) ◇ 平沼紀久
ビワ(犬) ◇ 竹谷ベル

大空ひなこ (36) ◇ YOU
菅原弘文 (45) ◇ 古田新太
石坂和夫 (55) ◇ 鹿賀丈史

元夫 長谷川朝晴

土井よしみ、竹矢ベル、小須田康人、小倉淳、佐野珠美、
松山尚子、森崎よしえ、三木明人、薬師寺順、瀬川瑛子

佐藤弘道、市川千恵子、大谷賢次郎、平塚真介、渡邊奏人
稲垣鈴夏、松田七星

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