オー!マイ・ガール!!

脚本/武田有起(1)(3)(6)、高橋麻紀(2)(5)、白石まみ(4)

http://www.ntv.co.jp/ohmygirl/


第6話 ママが帰ってくる!?嘘とホントのプレゼント


--------------------------------------------------------
杏と同居しているのを編集長にバレてしまった耕太郎。
遠い親戚だとして騒がれたくない旨を説明し内緒にして欲しい
とくれぐれもお願いする。この事実を知っているのは安野と
編集長だけだと告げる。
耕太郎は会社の社員たちに謝罪し再び出版社で働くことに
なる。編集長は杏と耕太郎の関係を知り、杏が主演する映画
の制作発表に出席させ記事を書かせることになる。更に
仕事が欲しいという耕太郎に、全国の納豆の食べ比べ記事を
書かせることになる。
編集長にバレた事を峰子も気にしていた。今は映画の制作の
事もあり大事な時期であり、杏がひなこの隠し子だと分かった
に大変だとしてくれぐれも気をつけてほしいと告げる。

そんな時峰子の元へ田舎から誕生日のプレゼントとして
芋焼酎が送られてくる。明日が峰子の誕生日である事を知って
杏は安野家も呼んで一緒にパーティーを開こうという事になる。
杏は密かに耕太郎に峰子の為のプレゼントを買ってあげろと
告げる。
耕太郎は杏から指示された通りの食材とプレゼントを買う。
すると元住んでいたアパートのオーナーから電話が鳴り
荷物が届いているという。行ってみるとひなこから杏への
一ヶ月遅れの誕生日プレゼントだった。
パーティー会場に戻り、プレゼントを渡す。杏にも母親から
のプレゼントだとして荷物を手渡すと、予想以上に大喜び。
その姿にやはり母親の存在には勝てないと思う耕太郎だった。
--------------------------------------------------------

耕太郎のひなこに対する心情を描いたのと同時に、杏と耕太郎
の切っても切れない関係を描いた話だった。

ドラマとしては耕太郎が保護者としての扱いに慣れ、杏を
必死に守ろうとする中で、ひなこが戻ってくることを知り
その役目から退こうとする流れだった。

母親からのプレゼントをもらい杏の喜び方を見ると、保護者
として本当の母親には勝てないと悟る。例えそれがどんな
性格をした親でも、子供にとっては本当の母親に勝る相手は
居ないという事。

しかしその影で短い間ではあるが楽しく過ごしてきた耕太郎
との関係の中に情を感じ、別れづらい状況を描いた格好だ。
耕太郎と別れると知ったときの杏の表情は、子役である事を
忘れるような切ない表情。

子供に大人の事情をぶつけてみる。
大事な時期に仕事を休ませることは出来ないので、嘘をついて
でも杏を仕事の現場へと引きずり出す。
非情にも思えるし、プロとして見るならば当然でもある。
大人の事情を子供に押しつけざるを得ない状況がより際だち、
子供を守らねばならないとする責任感に上手く結びついている。

それにしても石田の行動が実に目に余る。
普通同僚を売るような事をするだろうか。
編集長がゴーサインを出さねばスクープとして取り上げられる
事もないだろうに、暴走気味の今回。
世間にこの関係が公表されることで、どう影響が有るのだろう
か。

山下耕太郎 (24) ◇ 速水もこみち
藤 峰子 (23) ◇ 加藤ローサ
安野真貴子 (29) ◇ ともさかりえ
石田 健 (30) ◇ 岡田義徳
桜井 杏 (6) ◇ 吉田里琴(子役)
渋谷加恵 (42) ◇ 高橋ひとみ

渋谷裕太 (14) ◇ 入江甚儀
篠宮睦美 (22) ◇ 篠原真衣
平川 敦 (27) ◇ 平沼紀久
ビワ(犬) ◇ 竹谷ベル

大空ひなこ (36) ◇ YOU
菅原弘文 (45) ◇ 古田新太
石坂和夫 (55) ◇ 鹿賀丈史

土井よしみ、北見敏之、加藤清史郎、半海一晃、武井秀哲
瀬戸寛、今泉あまね、中澤隆範

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system