パズル 脚本／蒔田光治、大野敏哉、遠藤彩見、林壮太郎 http://puzzle.asahi.co.jp/

第4話 廃校の幽霊謎の焼死体と暗号!

全国高校フィルムフェスティバルで、近辯高校の映画研究会
の作品がグランプリを受賞。その研究会員の生徒・白石研一
は鮎川に相談を持ちかける。張林宝という男からグランプリ
を受賞した映画を10万円で売って欲しいと言われたからだ。
鮎川は白石に変わり張林宝から話しを聞く。鮎川はなんと
100万という大金を吹っ掛けるが、張林宝はそれを了承した。
しかしその直後、張林宝は自宅で殺害される。
マイコミの報道によると張林宝は窃盗団の一人で、盗んだ
宝石を独り占めしようとして仲間から殺害された。
そんな事件と同時に映画研究会にフィルムを盗む泥棒が侵入。
ダビングしておいたフィルムで映像を確認すると、フィルム
に何者か映っており、祠の近くの木に赤いバツ印が書いて
ある事に気がつく。すぐに現場に行くと、現場では映画の
撮影が行われていた。

宝探しだと思わせて内容は常に犯人捜しのようなドラマに
なっているね。

何故こんな場所に宝石が埋められているのかとか、何故
この場所がフィルムに映っているのか、何故犯人はそんな
フィルムの存在を知っているのか。この手の要素の整合性は
一切無視した感じの導入部。フィルムに映る映像の中から
手がかりを探していくという部分はとても面白いアイディア
だが、犯人さえ騒がなければ誰もフィルムにそれが映って
いるとは思えない内容だ。

さて肝心のドラマだが、廃校に出没する幽霊の伝説と
今回の宝探しの一件を組み合わせたような話しだ。

奇怪な事件は幽霊にその責任を被せることも出来るし、
ドラマでは一貫して鮎川が容疑者として睨まれてしまう。

ポイントとしては殺害された外国人は日本語が出来るという
事を鮎川だけが知っているという事。

ただ一連のドラマに信憑性は皆無だし、流石にあのニコラス・
ペタスをひ弱な人間が殺せるとは思えない所が滑稽に映る。
あのマイクで人を殺すというのも無理があるな。

壷が一つのポイントになっていたので、宝と何らかの関係が
有るのかと思ってみていたのだが、大したネタでも無かった。

映画研究会の生徒が昔「あっぱれさんま大先生」に出ていた
子役の子だ。

鮎川美沙子 - 石原さとみ
今村真一 - 山本裕典
神崎明 - 木村了
塚本善雄 - 永山絢斗
松尾ゆうこ - 岩田さゆり
高村みちる - 佐藤千亜妃
和田ひとみ - 朝倉あき
長塚健一 - 辻谷嘉真
大道吾郎 - 金児憲史
鎌田虎彦 - 塩見三省

guest
栗原若菜 - 木の実ナナ
張林宝 - 斎藤洋介
志村栄一 - 坂本真
岡村俊介 - 六角慎司
成田公平 - 中田猪久
小山真希 - 藤本静
溝田健一 - 森下能幸
マイケル・ニコルソン - ニコラス・ペタス
白石研一 - 加藤諒

此ノ世、村上健一、中山沙、植村恵、中野政、清水理絵
五味良、水谷悟、山村賢

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)