パズル

脚本/蒔田光治、大野敏哉、遠藤彩見、林壮太郎

http://puzzle.asahi.co.jp/


第10話 最後の謎海賊の秘宝と暗号!


東大統一模試が来週に迫る。教師・大道は生徒達に気合いを
入れるが、今村真一はまたしても松尾ゆうこの誘いに乗ること
になる。昔海賊が宝を隠したとされる無人島があり、暗号を
解いて宝を手にしたモノには、宝の一割をもらえるという。
参加するための暗号を考えていたところで鮎川に見つかり、
またしても参加することになった。
参加することになるメンバーは、主催者・島袋達三。
外国人のニコラス刑事、トレジャーハンター・西野エリカ、
冒険家の江田島吾郎、東大考古学教授の丹羽周一、日本財宝
愛好委員会会長の石堂武彦。そして松尾ら女学生3人。
室町時代に活躍した島袋水軍の末裔であるという島袋達三
は、自宅で発見されたという古文書を見せる。
そこには"金二山、米四石、砂糖十貫"と書かれていた。
鮎川はこの宝探しで最も有力であり、宝の価値そのものには
興味がないという考古学教授の後をついていくことになる。
一方3人組は女学生と行動を共にしようとするが、イマイチ
松尾たちはノリを見せなかった。

無人島ネタは6話に続いて二度目。

古文書に書かれる矛盾を解き明かし、一連の宝探しの意図が
何なのかを暴いていく話しだった。

古文書の謎に魅力がなく、その謎を解き明かしていく感覚
にイマイチ爽快感を感じない展開だった。

冒頭から一人の人間が殺されるわけだが、殺されるタイミング
が早く、彼はあれだけの短時間で宝の在処までたどり着いた
という事なのだろうか。

ただこの亡くなった人物のお陰で犯人捜しに於ける恐怖の感覚
は上手く演出された。

最終回だが、それに伴う特別な演出が有ったわけではない。
このままドラマが続いても可笑しくないわけだが、なんとなく
もうネタ切れのような気がする。

最後に感謝状をもらう鮎川に対して、笑いを押し殺している
生徒達の姿がとても印象的だった。
1000円しか盗まれないという意味不明なこそ泥に対して、
2000円盗まれたと虚偽の報告をする鮎川。この中に鮎川という
キャラクターの全てが詰まっていると思う。

鮎川美沙子 - 石原さとみ
今村真一 - 山本裕典
神崎明 - 木村了
塚本善雄 - 永山絢斗
松尾ゆうこ - 岩田さゆり
高村みちる - 佐藤千亜妃
和田ひとみ - 朝倉あき
長塚健一 - 辻谷嘉真
大道吾郎 - 金児憲史
鎌田虎彦 - 塩見三省

guest
島袋達三 - 大和田伸也
西野エリカ - 佐田真由美
江田島吾郎 - 橋本さとし
丹羽周一 - 中村育二
石堂武彦 - 徳井優
ニコラス - Christopher

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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