ROOKIES -ルーキーズ- 脚本／いずみ吉紘 http://www.tbs.co.jp/rookies08/

第6話 今夜第2章スタート奇跡の初勝利なるか!?そして涙の別離…

9回裏2アウト1塁。得点は9対8で一点ビハインドの状態で
ピンチヒッターとして新庄がバッターボックスに立つ。
2度の豪快な空振りの後、見事ライト線に大きな当たりを
打つ。1塁に居た関川秀太はそのままホームベースまで進塁
しようとするが、相手の好返球に合い、辛くも得点する事が
出来なかった。整列するニコガクナインだが、落ち込んだ
様子一つ見せず、寧ろ喜んでいた。
悔しい事なんて無い。持てる力の全てを出し切った。自分たち
の夢、仲間達の絆、努力の大切さ、いろんな事を学んだという。
それを見ていた校長も感嘆の声を上げる。
試合後、川藤がふるった暴力を巡り、国松が正式に抗議しに
くる。校長は辞任の言葉を口にする。それを聞いていた生徒
たちは、川藤をやめさせることに反発の声を上げるが、辞める
のは校長だという。校長は有り難うという言葉を残し、学校
を去ることになる。

第2部スタートということで、1部のお邪魔キャラクターである
校長を見事改心?させた。
第2部に入り、またしても気難しい一面を持つ新たな校長を
登場させることで、気分一新。
さらに2部では野球部が半年間の休部になった事件の
当事者、江夏が登場する。この2つが軸となって展開していく
のかな。

今回はニコガクナインは本当に改心したのかを問う様な話
だった。それと同時に自分たちが犯したふしだらな過去は
簡単にはぬぐい去れない事を描いた話でもある。

不良達を信じる先生と、彼らの過去の過ちから、信じること
が出来ない先生の対立の構図が起こる。
あれだけ好き勝手な事をして来た生徒達を簡単に信じることが
できない先生の態度にも理解出来る面が多い。
ただ疑った結果、それが間違いだと判明しても決して謝罪する
事のない態度に嫌悪感を生じてしまう。

信じてくれる人がいる内は死んでも裏切らないとする不良達
の言葉に反して、過去の因縁の関係がうまくストーリー上で
絡み合い、裏切るような状況を作る展開はなんとも酷な感じ。

江夏が上地雄輔で驚いた。
バラエティで見るときと顔が違うって事で、その辺のギャップ
も面白く映る。
さてこの窮地、どのように切り抜けるのでしょうか。

川藤幸一 … 佐藤隆太 (野球部顧問)
安仁屋恵壹 … 市原隼人
御子柴 徹 … 小出恵介
新庄 慶 … 城田優
関川秀太 … 中尾明慶
若菜智哉 … 高岡蒼甫
平塚　平 … 桐谷健太
岡田優也 … 佐藤　健
湯舟哲郎 … 五十嵐隼士
桧山清起 … 川村陽介
今岡　忍 … 尾上寛之
・
八木塔子 … 村川絵梨
掛布光秀 … 天野ひろゆき
池辺駿作 … 浅野和之
真弓りえ … 吹石一恵
村山義男 … 伊武雅刀

辻豊 … やべきょうすけ
遠井周三 … 森山米次

島野右京 … 平山広行
藤田カオル … 能世あんな

＜ 友情出演 ＞

張本琢己 … 森山未來
御子柴響子 … 綾瀬はるか

藤村アキヒロ … 大杉漣
国松 … 田口浩正
江夏 … 上地雄輔
香取 … 浅利陽介
松永彩子 … 星井七瀬

石橋杏奈、高梨臨、松本寛也、高山都、木口亜矢
升田尚宏

田中啓三、杉浦大介、五十嵐大輔、林剛史、田島亮
松田まどか

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)